どうしようもなくすき。【小田島有剣】

Episode43 ページ45

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退院祝い会はめっちゃ楽しくて、結局じゃんけんで負けたシダケンの奢りでいっぱい食べて最高でした



有「あ〜久しぶりに満腹って感じ…」


志「お前が1番頼んでたからだよ。

容赦ねえなあ…ほんと」


財布を覗きながらガチで落ち込むシダケン。


『ごちでーす(笑)』


志「あの場でパー出したことは一生忘れねえ」


沢「麻雀弱いのは仁川、

じゃんけん弱いのは志田か。」



『ふたりは鳳仙の財布係じゃん？』



有「じゃあ来月は麻雀大会しよ♡」



佐「その次はじゃんけん大会だな」



仁「お前らなあ…」




ははは、というみんなの笑い声が夕日に照らされた一本道に響く




『でもほんと良かった〜、沢村は無事回復したし
牙斗螺はぶっ潰せたし私も退院したし！』


佐「Aが入院したのは想定外だったけどな」


志「牙斗螺戦後にお前と連絡取れなかった時の小田島のあの顔。ありゃあ見せてやりたかったな…」


『え、なにそんなにだったの？見たかった〜』



有「Aはいーの。」




仁「2日間返信こなかった時なんてさ、

死にかけだったよな！(笑)」



沢「スマホが手から一瞬も離れてなかったな」



佐「しかもすぐキレるんだよこいつ」



『そーだったの？(笑)』



有「…うるさい」



仁「でもマジで焦ったんだぜ、どこ探しても居ないからさ」



『あはは、私も3日も意識不明だったとは思わなくて…』



志「風邪でも喧嘩したいってお前相当だな」



『…沢村あんなにされて黙ってらんなかったの。』



沢「正直死んだかと思った…」



『だよね？！？』




佐「生きててよかったよ、マジでさ」




『佐智雄かっこいー…』



有「は？」



『いやそういう意味じゃなくてね、』



有「…じゃあどういう意味」



『恥ずかしがらずにそういうのサラッといえて…
すごいなって、意味で』



有「Aってかわいーよねそのさワイシャツのボタン2個も外して鎖骨見えてるところとかほんとえろいんだけど何考えてんの？襲われたいの？」




『あーーーーごめんわかった。私が悪かった。』






沢「大変だなAも…」



志「俺が女だとして小田島と付き合うとか……

絶対ェむり」



有「はァ〜？こっちから願い下げだね」



志「ンだとコラ」





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