どうしようもなくすき。【小田島有剣】

Episode23 ページ24

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流石 鬼邪高、喧嘩が始まれば私は女だからってすぐ舐められて向かってくる男が多かった



『…女子だからってナメられたくないな〜？』



"「なんだこの女…！」"

"「鳳仙に女なんていたのか、」"



久しぶりの喧嘩、やばい楽しい。



鳳仙最近平和すぎて暇だったし！



でも男と女なんて力の差が当然あるわけで、
守りきれなかった隙をつかれて吹っ飛ばされる…と
その先になんか見た事ある人が。


『あ、三輪車くんじゃーん！！』


轟「、は？なんでお前がここに…」


『ちょっと余所見しててい〜の？ 笑

え！眠れる獅子くんもいるー！！』


轟「話を聞けクソ女…」


向かってくる相手を殴りながらそんな会話をする


『ほんとはバラすつもりなかったんだけど…
いや〜よりによって鬼邪高と揉めるとはね 笑

よっちゃんは？今日いないの？』


轟「定時なんかしらねー…よ！」


『そっか、…』


敵をおおかた倒し全体が見えるような高い位置に登る



『わー優勢優勢！！！』



鬼邪高も人数だけで弱いんだなあ…よっちゃんは別として。



あれなんか私の金髪頭三輪車とやってる…？



後で感想聞いとこ、ということでまた喧嘩でゴチャゴチャした高架下に戻る


"「鳳仙にも女生徒か〜なめられたもんだな、」"


『…はあ？』


そーゆーこといわれるのが一番嫌い


私のせいで鳳仙が おちた、なめられた、って言われるの



『ぶっ殺 …




………トラック？』




殴りかかろうとした瞬間、轟音に包まれて大型トラックがはいってきた



村「はいはーい、喧嘩はやめましょう！」




よっちゃん？！









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