【こんな驚きは】黒い衣を纏った鶴は【始めてです】 (ページ10)

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７話ページ10

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本当に申し訳ありませんでした。え？謝罪なんかいらねぇから、速く更新しろって？…わかってますよぉ！
掛け持ちしちゃった私も悪いですから、頑張りますぅ！！(´・ω・`)

こんな妄想の塊の小説を面白いと言って頂き、大変感動でございます。コメントや評価も私の励みになっております…有難うございます！

良ければ新しく掛け持ちしちゃった短編集も見てみてください！←

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審神者side

｢どうしたら良いかな？見た目は絶対鶴丸国永なのに、鶴ちゃんって呼んでも返事はないし、逆に｢誰のこと？｣なんて言われて…｣

｢そんな…黒鶴さん…。目が覚めたのは良かったけど、まさか自分の記憶が無いなんて…｣

先程開け放たれた障子からは、光忠ママンが急いで入ってきた。書類作業を乱ちゃんと行ってたから、驚いたけど。

黒鶴ちゃんが目を覚ましたって朗報と、自分自身の事を忘れているって悲報があり…
ママン曰く、慣れていた呼び方をしても反応が無く、疑問を持たれたそうな。

記憶が無いと見て良いわね…。

｢私、黒鶴ちゃんと話したい…けど…。駄目だ、前の本丸のお蔭で審神者が嫌いになってるかも…｣

｢そんなことないよ！主さん良い人だもん…。…でもどうかなぁ、恐怖って根深く残るの。だからその服、変えたらいいんじゃないかな？｣

その服と乱ちゃんが指差しているのは、私が着ている巫女服。

その乱ちゃんの提案に、私は乗っかる事にした。

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ママンと一緒に黒鶴ちゃんの部屋の前にいる。服装は変わって、簡単なシャツとズボンになって。

ママンが障子を軽く叩き、声をかけてから開く。
｢開けた相手が知り合いじゃないと警戒しちゃうよ？｣って言う乱ちゃんの案で。

｢光、どうしたのさ？何か話でもあるの？｣

｢ちょっと君と話がしたいって人がいてね、案内したんだ。今大丈夫かな？｣

ママンが黒鶴ちゃんの事を君って呼んでるのは、"鶴ちゃん"で反応が無かったから"君"って呼ぶ事にしたんだって。

乱ちゃんと良い、ママンと良い…うちの子達は、皆優秀だね！((

｢大丈夫。今は、何処にも行く手段が無いからな(荷物も無い、金も無いから…家帰れないし)｣

了承を得てから正座で、ママンの隣、黒鶴ちゃんの前に座る。

｢あの、私、観月と言うのですが…｣

もう一つ、優秀な乱ちゃんからアドバイスを貰った。

ー｢主さん、絶対に審神者ってばれちゃダメだよ！？黒鶴さん、怖がっちゃうから。お話出来なくなるの、嫌でしょ？｣ー

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