【こんな驚きは】黒い衣を纏った鶴は【始めてです】 (ページ7)

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５話ページ7

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審神者side

黒い鶴さんの手入れは、レベルが低かったようで直ぐに終わった。だが、手入れが終わっても目を覚まさない。

問題は二つあった。

一つは、黒い鶴さんが"女性"で切り傷や、小さい赤い跡があったことだ。

黒い鶴さんが鶴ちゃんだったのは、まだ良い。

だけど！…傷物にされてるんだよ！？しかも跡までっ…許せないね？！(怒)

ちょっと政府に報告して、鶴ちゃんが居た本丸を探して貰うか。

見つかり次第、そこの審神者さんに、皆で和撲しに行こう。
家に極の子はまだ居ないけど…カンストしてるから、直ぐに行けるね！←

一つ解決だ！←

あとは…

｢長谷部～？｣

｢何でしょう、主。皆なら、黒い鶴丸が心配で大広間に集まってますが｣

｢(何故わかった←)ありがとう長谷部。大広間、一緒に行こうか｣

｢了解いたしました！｣

黒鶴ちゃん(勝手に名付けました←)を起こさないように、手入れ部屋から静かに出る。

大広間に行くと、本丸に居る全員が集まっていた。

殺気放ちながら立っているのが何人か居た。あれ、何でだろう…？(汗)

まぁ、ちょっと深刻な話するけど！黒鶴ちゃんの本丸に乗り込もう！！…とか思ってるけど！

｢あ…、主！俺の片割れの、黒い鶴はどうなんだ！？大丈夫なのか？！｣

｢うん、その子の事で話するから。一回皆座ろうか。五虎ちゃんが泣いちゃうから、殺気しまってね？｣

泣きそうになっている五虎ちゃんの背中を擦り、隣に座る。立っていた数人もおとなしくなって、座り始めた。

もう一つの問題は、皆が黒鶴ちゃんを受け入れてくれるか否か。な訳で…。
大丈夫だよね？駄目だったら、主さん泣いちゃうからね？！

全員が座った事を確認し、ゆっくりと黒鶴ちゃんの事を説明した。

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｢うん、わかったよ！黒い鶴丸さんが居たところに、闇討ちしに行けば良いんだね！｣←

｢わかった、復讐しに行くの…？｣←

｢(まて、わかったとは一体。←)…とにかく！黒鶴ちゃんが目を覚ましたらね！？闇討ちとか、復讐するしないは後でだよ！？｣

説明をする前はちょっ～と、ピリピリしてたけど…和やかなムードになって良かったわ。

何より、皆が黒鶴ちゃんの事を受け入れてくれて良かった！…私の家族、皆良い子！！

よしっ！問題は全部解決だ！

｢主、黒い鶴丸は闇墜ちして無いのか？あんな見た目してるけど…大丈夫なのか？｣

まんばちゃんが言い放った。

あれ…、新たな問題が出てきた…？(泣)

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