百九十三振り ページ43
薬研藤四郎は時間遡行軍を炙り出す為に、限界まで斃さずに戦っていた
しかし、一向に仲間が出てくる気配がない
薬研藤四郎は不思議に思いながらも、これ以上は引き伸ばせないと察知し、止めを刺した
薬「……何だったんだ？」
薬研藤四郎が時間遡行軍の消失した場所を暫く見ていると、鶴丸国永が現れた
鶴「終わったか？」
薬「ああ……
だが、何かがおかしい
遡行軍は一体しかいない上に、手応えが無さすぎる
黒幕はもっと奥深くに潜んでるな」
鶴「そうか……
まあいい、Aからの手紙だ」
鶴丸国永がチラリと懐から取り出す
薬「……信長さんが動かないから外から支援して欲しい、か」
読み終わった薬研藤四郎が織田左文字からの要請を口に出した
鶴「今度は織田信長も"動かない"らしい
何か感じないか？」
薬「ああ、そうだな
"動かない"という事は、上からの指示がないということも同意だ
つまり、敵は奥深くまで入り込んでいる……待てよ、まさか！」
薬研藤四郎は焦った様に鶴丸国永を見上げた
鶴「恐らく、そういうことだろうな
Aが危ない」
この時代で多方に指示を飛ばせるのは限られている
そして、今回の狙いからして、それはただ一人
薬「敵は既に織田信長の内に入ったか！」
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西 - この方角に福があるはずです
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ラッキー刀剣男士
小夜左文字
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藍染蒼湊(プロフ) - 時雨ルリさん» ありがとうございます！涙が出てきたなんて……嬉しいです！完全自己中小説にはなってしまっているんですが、楽しんで貰えると嬉しいです！折角なので、時雨ルリ様のお好きなキャラを登場させたいのですが、いかがでしょうか？ (2021年4月17日 18時) (
レス) id: c460835e66 (このIDを非表示/違反報告)
時雨ルリ(プロフ) - 気づいたら涙が出てた。。。素敵な作品に出会えて嬉しいです！更新頑張ってください。応援してますっ！ (2021年4月15日 0時) (レス) id: 22d6599733 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍染蒼湊 | 作成日時：2020年12月6日 14時
