【刀剣乱舞】織田の一振 (ページ40)

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四十振り. ページ40

織田左文字が一通り山姥切長義に本丸を案内してもらうと、昼餉の時間が近付いていた

織「長義、ありがとうございました」

長「また何かあったら言うんだよ」

織「ええ、助かります」

二振りは大広間で別れると、織田左文字は厨へ、山姥切長義は1度自室へ戻った

織「光忠」

織田左文字は、厨の入口から燭台切光忠に声を掛ける

燭「Aくん！」

織「何かお手伝いすることはありますか？」

燭「そうだねえ、歌仙くん、何かあるかい？」

燭台切光忠は歌仙兼定に質問を投げた

歌「特にこれと言ってはないけれど……
そうだ、本丸を案内してもらったんだろう？」

織「ええ」

歌「では、みんなを呼んできてもらえるかい？」

燭「でも歌仙くん、」

歌「復習と交流を兼ねて、どうだろう？」

歌仙兼定は、燭台切光忠に被せて話を続けた

織「……分かりました」

織田左文字は一瞬残念そうな顔をしたが、歌仙兼定の提案に頷いた

歌「大体、短刀は外、平安刀は縁側、内番場所、あとは自室ににいると思うよ」

燭「分からなくなったら1度大広間に戻っておいで」

織「分かりました
では、行って参ります」

織田左文字は、一礼すると厨を出ていった

燭「……歌仙くん、」

歌「どうしたんだい」

燭「まあ、Aくんが自分の分を減らそうとしてたからいいけどね」

厨には呼び鈴が付いており、それを押すと本丸全体に聞こえるように音がなる

態々呼びに行かなくても、刀を集める事は出来るのだ

歌仙兼定は交流と称し、織田左文字がご飯の量を減らすのを避けたのだった