2話 琵琶 ページ24
Aside
朝日が輝き、木漏れ日が教室の中に入ってくる。
「ふぁふ」
織田「なんだ、A眠いのか？」
「まったく、誰のせいだと思ってますの？白々しいですわ。」
なんてことは口には出しません。
日下部「ビートで倒す？一体、どう言うことでございましょう？」
旗印戦でビート、とはまた新しいですのね。
黒田「戦いの手段は別に、喧嘩だけではない。」
「まぁ、喧嘩をしないで済むのであれば、そちらの方が良いとは思いますけれど。」
モニターを観ると、相手方の得点は100.0点。
黒田「どう頑張っても、」
豊臣「引き分け」
ﾊﾞﾝｯ
黒田殿が台パンをする。
豊臣殿がセリフを盗ったからかしら…？
「黒田殿、そんなに怒らないでくださいましぃ。」
そんなやり取りをしていると、何か頭がクルクルの方がこちらに向かって歩いてきました。
伊達「泣くな明智。」
明智「ぇ、誰。」
伊達「バッハだ。」
バッハ……？
黒田「それは、ヨハン・ゼバスティアン・バッハか？」
伊達「そういう名前なのか、」
「いや、しらんで言っとったんかい。」という空気がクラスの中で流れる。
魔村｢それでは上杉くん、ステージへどうぞ。｣
上杉殿が立ち上がり、楽器に被せていた布を退かすと、
日下部「琵琶？」
「まぁ、琵琶！」
琵琶を肩にかけると、弦を弾き、音を奏で始める。
「素晴らしいわ……。私、知りませんでした。上杉殿は琵琶の名手でしたのね……！旦那様！聴いておられましたか？」
私が黙りの旦那様に尋ねると、
織田「……まぁ、あれくらい、俺にもできる。」
「旦那様ぶきっちょではありませんの。」
不貞腐れたような顔でふんぞり返っていた。
魔村「勝者、上杉謙信君！」
ホラガイの音がして、勝負が決まった。
豊臣殿が立ち上がり廊下へ出ると、
豊臣「正直、どっちが勝ったか分かりにくっ！音楽なんて、好みもあるやん。」
日下部「そうですか？」
そんな話を2人でされていた。
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Milai - 豊富ではなく豊臣です。みやびちゃんのとの絡みが見たいです！ (2022年8月15日 12時) (
レス) @page21 id: 98c1edf2bc (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - さくらさん» 作者のボードにメッセージとして書き込むことで送れますよ☺️ (2022年8月15日 9時) (レス) id: 603cdcd27d (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - 作者の方にメッセージってどうやって送るのかわかる方いますか？ (2022年8月13日 0時) (レス) id: 32682f4dc0 (このIDを非表示/違反報告)
ぴえまる(プロフ) - いえいえ☺️こちらも早めに気がつけてよかったです (2022年8月10日 1時) (レス) id: c43f0a5895 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - ぴえまるさん» 今編集したら全部田んぼの田でしたね😅早めの段階で教えていただきありがとうごさいます笑 (2022年8月9日 22時) (レス) id: 603cdcd27d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あーちゃん | 作成日時：2022年7月25日 22時
