妖の人間 ページ26
橙side
「家のご先祖さま？」
赤「うん！家系図とか、そういうの書いてるやつない？！」
食い気味に聞いてる俺らを他所に、お母さんはうーんと首を傾げる
「奥の倉庫にならあるかもやけど、」
桃「手伝います！」
「でも、、父方はあっても、母のは少ないのよ」
橙「えっ？なんでですか？」
「うちの母、元々外国の人だったから。」
全「えっ！？」
初めて知った…
てことは淳太くんってクオーター？ってやつ？
「台湾からね。あそこ、殆どが仏教なんだけど、お母さん、少数派のカトリックだったから偉いさんから日本に逃げてきたの。」
桃「宗教の違いで…？」
「昔だからねぇ、色々あったんやろ。ご令嬢ではあったから、お金持って船乗って、空き家だったここに住んで。なんか母らしい、流石の行動力やわ。よいっしょ、」
倉についていき、棚の一番上に置いてあった埃まみれの箱を取り出した
ほんまや、Aさんのが明らかに少ない
しかし、人の繋がりとは本当に圧巻するもので、人が生まれたらまた生まれ、どんどん未来に伝わっている
自分が大昔に死んだのちょっと後悔するわ
橙「……あれ？ここ、書いてない」
「え？あら、ほんまや。旦那さんの分、」
緑「この印ってどういうこと？途中で人が追加されてる」
「あぁ、これは養子の子って意味。直結の血は無いけど中間の家に戸籍を置いたから、他所から線引いたんやろね」
赤「…妙やな。」
桃「え、なんで？」
赤「ここの代、最初から男が生まれとる。二人目も男。」
指でなぞったその世帯分は、旦那の名前は記しておらず、空白と奥さんの下に二人の子供。に追加された名前。
その三人は全てどう見ても男名だった
紫「昔なら、養子を取るのは女の子しか生まれんで跡取りが出来なかった時。普通は成る可く自分の子に継いで欲しいって思う筈なんやけど、、」
桃「これぐらいの頃の様子がわかるもの有りませんか？」
「そーんな昔、、年号は書いてあるけど、あるかな…」
緑「差し支えなければ、俺らでやるんですが…勿論後片付けも最後までします！掃除も！」
「……�陲舛磴鵝◆�
紫「はい？」
「………それで、、淳太は、助かるんよ、ね？」
紫「……もちろんです！俺らが絶対助けます！」
.
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??(プロフ) - ニョロモさん» お時間ある時にぜひお願いします！楽しみに待っております！ (2022年10月13日 15時) (
レス) id: 80715e6f9e (このIDを非表示/違反報告)
ニョロモ(プロフ) - ??さん» リクエストありがとうございます！読み返してみたところ青緑の話って意外と少ない､､?盲点でした！時間がかかってしまうかもですが書かさせていただきます (2022年10月13日 11時) (レス) id: ab8f827638 (このIDを非表示/違反報告)
ニョロモ(プロフ) - ほんほんさん» リクエストありがとうございます！淳太くん結構人気で彼のお話を読みたいという人が多かったので驚いています笑時間がかかってしまうかもしれませんが書かせていただきます🙏 (2022年10月13日 11時) (レス) id: ab8f827638 (このIDを非表示/違反報告)
??(プロフ) - はじめまして。いつも更新楽しみに読ませて頂いています。抽象的で申し訳ないのですが、りゅかみのほのぼのしたお話を読みたいです、、。2人でお出かけや、お留守番など！！！ (2022年10月13日 0時) (レス) @page33 id: 80715e6f9e (このIDを非表示/違反報告)
ほんほん(プロフ) - いつも楽しく読ませて頂いてます！リクエストで、淳太くんメインの弱り話お願いします！！！ (2022年10月12日 22時) (レス) id: 4503b65c6a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ニョロモ | 作成日時：2022年7月25日 17時
