こんにちは、花嫁です ページ28
黄side
どうも、人間の中間淳太です。
この山に入ることも段々と慣れていき、彼らの摩訶不思議な人間離れにもすっかり馴染んだこの頃
口をパッカーンと全員がなってしまうほどの事態が
「ということで、此方に嫁ぐ覚悟が出来ました。
これから宜しくお願い致します」
橙「待て待て待て。お嬢ちゃん、一旦落ち着こか」
桃「名はのぞみと申します」
橙「のぞみちゃん？ちょっと色々散らかりすぎやわ」
桃「部屋がですか？お構いなく」
橙「違うね。分かって聞いとるよね？」
またしげに誘われて遊びに来たらこの状態
のぞみと名乗る女性は、見れば見るほど美人で
少し垂れた目にふさふさ睫毛。艶のある桃色の唇
不意に目が合うと照れたように笑う姿にドキッとしてしまう
そんな可愛い子が…
桃「お願いします。私めのような化け猫と、家主様との婚約をお許しください」
�陲舛磴鵑痢△�嫁さんに…！！？？
当の本人は首を振ってるけど、のぞみちゃんは頬を赤く染めて手を当てうっとりした表情だ
さらに事情を聞くと、暫く可愛がってもらってきた、
あのチビ猫です、とのこと
桃「この家に何度かお邪魔させてもらい、交流を深めてきました。だけど、まさかあんなことまで…♡」
紫「紛らわしい言い方やめなさい！
猫としてな？猫として撫でてただけやから！」
桃「にしてもあの触り方は、、、
もう他では満足できない身体になってしまった…」
紫「だから誤解生む言い方をやめなさいって！」
桃「初めの頃は至らぬ点があると思います！しかし家事育児の果たせる逞しい女になってみせます！」
黄「嫁いる気満々やな…」
ということで、家族(？)が増えました
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作者名：ニョロモ | 作成日時：2022年4月25日 23時
