さんじゅうさん ページ33
Aside
今日も今日とて登校。
昨日と違ってどこか寂しい…
ことはなく
海「…はぁ…はぁ………天真さん！！」
『んふふ、おはよう。』
ダッシュしてきたんだね。前髪ボサボサ笑
蜂「ちょっと！何してんのあんた達！！」
平「すいません！すぐ帰らせますから！」
朝から教室に飛び込んで怒る蜂矢先生とシスター
何が起こっているのか状況が理解できない原先生
なんだかあまりの慌てようにちょっと笑ってしまう。
まぁそれは当然で、三女には男子が、東高には女子が、昨日と同じように何事もないように登校しているんだ
い「先生こそ早く授業始めてください」
校「共学クラスは解消です！早く出て行きなさい！」
中「その件なんですけど。みんなで話し合った結果、男子がいてもいなくてもどっちでもいいねっていう結論に達しました」
平「中井さん？」
中「もう慣れちゃったんで。共学でも別に平気です」
蜂「あなた、本気で言ってるの？」
愛「まぁこんな男子でも、いたら多少はアガるしね」
校「あ、アガる？」
い「実際、成績も上がったしね」
ビ「女っぷりも上がったよ！」
『ほんとに、楽しみが増えたっていうか…』
今までの態度とは急変した私たちに、先生と男子は目を白黒させている。
古「どういうこと？」
昭「どうやら俺ら、モテてたみたいだな！」
それは、ちょっと違うかな…
校「汚らわしい！愛と謙遜と純潔の精神を忘れてしまったの！？」
愛「別にそんな大げさな話じゃないし。この程度の男子なら隣にいたって純潔は守れるし、自分でコントロールも出来ますんでお構いなく」
中「校長先生、蜂矢先生。これ分かりますか？」
私は貴子ちゃんと目を合わせチョークを手に取った。
黒板に大きく「女子」「男子」と書く。
『これ、原先生の出した宿題なんです』
中「女子と書いて、はい」
校「えっ…好き？」
中「はい、好きと読みます。じゃあ男子は？」
校「え、ないわよそんな漢字！」
そして、男子の上に「アリ」とつけた
中「決して好きではないけど、アリかナシで言ったら、まぁアリかなって」
『私たちは、男子と書いて、アリと読むことにしました』
中「…先生、答えこれで合ってますか」
平「…正解！」
.
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ネコ王(プロフ) - ?????さん» ありがとうございます！ (2022年6月25日 22時) (
レス) id: 9187395d36 (このIDを非表示/違反報告)
?????(プロフ) - だいすきです。これ読むのが1日の楽しみです。 (2022年6月25日 0時) (レス) id: c9e28c5667 (このIDを非表示/違反報告)
ネコ王(プロフ) - 涼太さん» ごめんね1を上書きして僕らの青春白書に書き換えているので、繋がっていません。まぎらわしくてすみませんm(_ _)m (2022年5月18日 6時) (レス) id: 5111fdc3b0 (このIDを非表示/違反報告)
涼太(プロフ) - 僕らの恋愛白書と、ごめんね青春2の作品って内容的に繋がってるお話なんですか？それとも別作品ですか？💭あともう一つ質問なのですが、ごめんね青春1の方は削除されたのでしょうか？🙋♀️ (2022年5月15日 23時) (レス) id: bee7f3f171 (このIDを非表示/違反報告)
さとう＿ふ。(プロフ) - いえいえ、わざわざありがとうございます！楽しみにしてます！ (2021年5月6日 1時) (レス) id: 2f0903942b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ネコ王 | 作成日時：2021年2月23日 10時
