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「誰にも話すなよ」
『わかった』
「ほんまにやで」
『わかったから』
「破ったらガチでしばくからな」
『わかったって！その目怖いから止めて！』
放課後に話すと言われて連れてかれたのは昔使われていた部室。そう言えばここで小瀧達は話し合いしとったんやってー。証拠みたいなんないかなぁ
こんなとこあったんやなんて呑気にしてたらかなりの顔で詰め寄られた。そんな信用ないかな〜？
「……、じゃあいくで」
遡るは夏休み中旬
ピアスを神ちゃんの家で開けようという話になって
小瀧はなかなか勇気がでず、世間話を挟みながら緊張をほぐしていたらしい。(当たり前か。俺が言わな開ける予定なかったもんな)
「まぁ知り合ったばっかやし、お互いのこと知ろうってなって、そのまま家の話になったん。したらのんちゃん急に歯切れ悪なって」
なるほど。聞いちゃあかんことかもと焦った神ちゃんに小瀧は秘密を教えてくれたのだと
『秘密って？』
「俺からは話せへん。途中で震えるぐらいトラウマなもんで…でもそれはいいやん別に」
確かに。神ちゃんが気まづくなる必要はない。
そんなこと聞いて距離を置くやつでもないし。
「問題はそっからで…、その…
のんちゃんとキスした」
『うぉうまじか！』
「事故やで！ただの事故！！」
『へぇ〜。でもそれで？キスぐらい神ちゃんならどうせ何回もしとるやろ』
「どうせ…まぁそう。事故やったし。振り向いたらぶつかっちゃったんやけど。流石に男同士やし、さっきの話からやし混乱させたかなって
でも、、神ちゃんなら安心するって
……そんなん言われたら…………なんなんあの顔………うぅぅぅ」
頬がほんのり赤く色づいて、その目に映っているのは明らかに情欲だ。おやおやおや？
『今までとは違って恥ずかしいん？』
「だって、男どうしやし『関係ないよ』
『それは逃げるための理由やで。もし神ちゃんも同じ気持ちなら、ちゃんと小瀧のこと考えてあげ。
まだ分からんなら、もっと会って話して確かめたらええんちゃう？』
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ちの(プロフ) - ネコ王さん» これからもずっと応援してます💌 (2021年10月20日 19時) (
レス) id: 05c7cf4f12 (このIDを非表示/違反報告)
ネコ王(プロフ) - ちのさん» ありがとうございます！そんなこと言っていただけるなんて感激です！ (2021年9月29日 17時) (レス) id: b52861215a (このIDを非表示/違反報告)
ちの(プロフ) - この作品めっちゃ良くて好きです😭😭🤍毎話楽しみに待ってます🥰 (2021年9月29日 13時) (レス) id: 05c7cf4f12 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ネコ王 | 作成日時：2021年8月18日 12時
