40話 ページ40
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『…ごめん。意味がわからない。だって、えっ？』
「A落ち着いて」
『…っ、ごめん帰る』
「待てって！」
ここには居られない
財布からお金をだして荷物を手に取りすぐに店を出た
追いかけてくる彼の声には耳を貸さず、早歩きで、
「なぁ、話聞けって！」
『なんの！だって、、あんだけ三人で頑張ってきたじゃん！なんでそんなこと…よくそれで私を誘えたましたね！』
「…っ、仕方ねぇだろ！こっちだってもうチャンスねぇんだよ！ほか蹴り落としてでも掴みたかったんだよ！」
『それでも…ずっと一緒だった仲間相手に…』
「お願いだよ…俺、幸せな道歩みてぇんだよ…。」
『…その為に、私が協力しろって…？！』
「あぁそうだよ…お前は三人でなんて言ってるけどなぁ、あの時から…！」
やめて…これ以上何も知りたくない
なんでっ、頭が疑問符で埋め尽くされる
これ以上耐えられない
「俺らは、どっちがお前の彼氏になるかって、お前のいない所でずっと話してたよ！
お互いのことが嫌いで、仲なんて、最悪だったわ！！」
だって、、あんなに頑張ってきたのに、
"俺ら三人が協力すれば、最強だ。"
"お客さん全員の舌唸らせてやろうぜ！"
あれは…嘘だったの…？
『……そ、んな…っ、』
「でも、、Aが一緒に来てくれるんなら改心するから。あいつとも仲直りする！だから」
『やめてっ、行かない…』
「ちっ、、来いよ！！」
『痛いっ！離してよ、！』
腕を強く掴まれて歩かされる。止まってほしくて反対に引っ張るのに、全然通用しなくて、前に前に進むばかり
この近くは確か…ホテル街…？
あ、そっか
_今度の日曜日、デートなんです。夜までの
意味がおわかりなら、貴方も変わってください。
さようなら
あぁ…自分はどこまで馬鹿なんだ
ごめんなさい。
ごめんなさい。尾関さま
尾「手を離せ」
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作者名：ネコ王 | 作成日時：2022年2月12日 11時
