長く冷たい夜の日 ページ13
橙side
緑「……はっ!」
紫「お、おはようさん!」緑「ンギャ!!!」
橙「あほ!倒れた人驚かせてどうすんねん!」
話しかけた瞬間に気を失ってまった智洋くん。元々ご飯食べてなかったから尚更体力は残ってなかったみたい。まさか倒れるとは思ってへんから俺らは大慌てで中に運んで布団に寝かせた
そのおかげでまた籠られましたけど
緑「…………。」
紫「……おいしかった?あれ金平糖言うねん。あまーい砂糖菓子でな。溶かした蜜を長いこと乾燥させたら、トゲトゲが出るまで繰り返すんやって」
緑「………別においしない」
紫「ありゃそうかぁ。じゃあ次は何にしよかなぁ」
緑「……っ……だから!!!いらんねんって!!!!」
橙「…!」紫「……。」
布団から少し顔を出した智洋くんは、手を伸ばそうとしたのを思いっきり振り払った
赤「智洋さま!ごめん、!俺が招いたことでっ、」
緑「……じゃあ、お前のせいや。
………なんやねん…っ
妖怪ってなんやねん…!座敷わらしってなんやねん!!なんでそんなんにならせんねん!!なんで村が無くなって…、なんで……、なんで………
…幸福を操るちからなんて…っ……なんで俺に渡してん!!!いらんねんて!!俺がそんなの持ったから、俺がおったら色んな人が死ななあかんねん!!一番に死ぬのは…俺やねんて!!」
赤「…いや……いやや…っ、!なんで智洋さまが死ななあかんねん!!俺は、っあなたに…生きて欲しくて!!」
緑「触んなっ!!!」
赤「……っ」
緑「……大毅まで…っ……汚したくない……俺に関わったら、みんなおかしなる……もうやめてや……」
もう……殺して…
赤「……そんなんっ、……絶対嫌や!!!」
緑「なっ、!さわんなって!!命令やぞ!!!」
赤「何が命令や!!わがまま!!子供!!!」
緑「なんやとあほ!!」
橙「おい待て!!」紫「こらこらこらこら!!」
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ニョロモ(プロフ) - そのこさん» えええこちらこそJWだけじゃなくてQKのやつも読んでます…!そんな可愛い案があるんですねよく思いつきましたありがとう。あにまるせらぴーをひらがなにしてるところ1ポイント(?)。時間かかるかもですけどぜひ書かせて貰いますね〜 (9月5日 20時) (レス) id: 73f4cb0971 (このIDを非表示/違反報告)
そのこ(プロフ) - 1作目から一気見しました大好きです…(合掌)遙か先になっても大丈夫なので、お久しぶりのばどのターンが見たいです!(ばど推し)桐山くんが調子悪そうな時に九尾の力を使いこなせるようになった淳太くんがあにまるせらぴー(流星風)してたら可愛いかなと思いまして…! (9月5日 19時) (レス) id: e5755da676 (このIDを非表示/違反報告)
ニョロモ(プロフ) - sy1111さん» 弟助けるお兄ちゃん達めっちゃいいですねー!!やってみます!過去編も相まって結構かかってしまったらすみません…! (8月24日 23時) (レス) id: 7ad21053e9 (このIDを非表示/違反報告)
sy1111(プロフ) - いつも楽しく小説を読まさせていだいています.。o(♡)あの全然何時でもほんとに大丈夫なのでいつか弟組が窮地に陥って兄組が妖怪の力本領発揮で助けにくるみたいな話が主様の小説で読みたいです!これからも応援しています! (8月24日 4時) (レス) id: 6ad7fd250a (このIDを非表示/違反報告)
ニョロモ(プロフ) - ミーツさん» えへへへへどうしても不機嫌な重岡さんとこたしげの絡みを書きたかったんだぜ。あと前髪グチャってする流星くんも。こういう系私も好きー! (8月14日 21時) (レス) id: 73f4cb0971 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ニョロモ | 作成日時:2023年6月17日 0時