�霤朕鰺気箸い�人間 ページ7
紫side
紫「………」
人集りが散っていくなか、俺は力なくその場に膝をつき固まっていた
背後ではあいつの母親の悲鳴と父親の咽びが聞こえて神経に突き刺さり、手の汗はぬるりと血のような感触になる
まるで俺があの首を切ったかのように、目に映らない血が手のひらを踊ってる感覚
こちらを向いたあいつは笑顔で、その顔は目に焼き付けることも無く一瞬で飛んでいった
仕事を終わらせた役人はあくまでいつも通りに、あくまで日常のようにさっさと片付けを始めて、俺らに触れさせることもさせなかった
紫「……ぁ…………っ………うぁ……」
あいつの何がいけなかった
何が間違っていた
人として正しいことをしていたら、
人として成り立たないほどに朽ちていく
おまえは最後に「いつもありがとう」と言ったな
それはほんまに感謝か？それとも嫌味か？
もし、俺をも恨んで、俺にも死んで欲しかったとしても、
冥土の土産はいるだろう
紫「……あかんよな、こんなん」
頭の中ではやけに冷静で、橋からまた村の方へとゆっくり足を進める
あいつは優しいから、最期の最期まであの連中の溜まり場は教えなかった。でも不思議と自分は迷わず歩き続ける
どうやら俺は悪運が、そういう勘の鋭さが長けてるらしい
たまたま落ちていた軽い落木を手に持ち、
今日も今日とて溜まって、気持ちの悪い顔で笑ってる集まりの一人の頭に
力いっぱい振り落とした
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ニョロモ(プロフ) - ミーツさん» 小瀧さん過去編リクの方！いやほんとずっとお待たせしてしまい申し訳ないです😵💫ちびのん私もお気に入りです！ (5月24日 7時) (
レス) id: f25e12ff95 (このIDを非表示/違反報告)
ニョロモ(プロフ) - sy1111さん» やった〜〜！本当に長らく続いてこれからも長々と続くと思います笑。またコメント待ってますね〜！ (5月24日 7時) (レス) id: f25e12ff95 (このIDを非表示/違反報告)
ニョロモ(プロフ) - そらさん» ありがとうございます〜！期待に応えられるように励みますね！それとそらさんの作品も素晴らしいです！ (5月24日 7時) (レス) id: f25e12ff95 (このIDを非表示/違反報告)
ニョロモ(プロフ) - よつばさん» とてつもない褒め言葉頂いてた…！文書書くのって難しいですよね。私もまだまだ模索中です笑そのコメントからでも十分素敵な語彙をお持ちだと思いますよ☺️もし、物語を書く予定がありましたら楽しみにしております！ありがとうございました！ (5月24日 7時) (レス) id: f25e12ff95 (このIDを非表示/違反報告)
ミーツ(プロフ) - 小瀧君のお話とっても面白かったです！！！これからのお話も楽しみです！ (5月24日 6時) (レス) @page50 id: 14a6943df6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ニョロモ | 作成日時：2023年2月21日 0時
