照猫画虎 ページ41
青side
木の枝らを渡って、あの鳥の妖怪を追いかけていく。図体がでかい分進むスピードも速くて、なんとか、なんとか見失わんように着いてった
山と山を越して、ある洞窟の前でその鳥は立ち止まった。俺も慌てて影に隠れていると、そのまま奥に入っていく
青「……暗すぎんな。」
中は薄暗くて、物は置いてあるのはわかるけど、何かはわからんから近づけん。床のあちこちに散らばってて、え、もしかしてここゴミ捨て場？もし望がここだとしたら直ちに助けなあかん
鳥はだいぶ奥に行ったっきり帰ってこんし、どんだけ深いねんこの洞窟
タン タン タン タン
青「………っ！」
誰か、いる…！
また妖怪…？二羽目か？いや、今度は小さい…
二本足で、、こども？
…もしかして、誘拐された子か…！
「……ほっ、ほっ、ほっ、」
青「おーい！…そこの、……え、おまっ…………望！？」
直ぐに駆け寄ると、そこには古いサッカーボールをリフティングしている、あんだけ探してたあの小瀧望がいた
お前っ、何を呑気に、こんな、暗いとこで…はあ？
理解が追いつかず、叱るにも言葉が上手く出てこず固まっていると、リフティングの足を止めてこっちに気づく
あれ、でもなんか背がちっさい気が…俺も今子供の格好で、背は俺より高いはずやけど…
桃「…………りゅうせい？」
青「え、？あ、うん、そう。流星」
桃「………………〜〜ッりゅうせいっ！！！
帰ってきたんやな！！」
青「……え？」
や、出てったのはそっちで…
桃「もぉ〜！勝手にひっこしとか、、言えや！めっっちゃさみしかったんやからな！おれ、めっちゃ泣いてんからな！」
…なんか、おかしい
桃「りゅうせい遊ぼ！サッカーやろ！おれな！めっちゃ練習してな！もう、絶対めっちゃびびるからな！」
青「いや帰らんと。ほら、はよ行くぞ」
桃「えぇ〜！門限まだやもん！まだセーフやって！」
青「いやあかんやろ。てか門限っていつの話…」
桃「むこうにおかんもおんねん！やからへーき！なっ！」
青「……は、？」
指さした奥に、ゆらゆら動いているのは
とても人間とは思えない 大きな嘴
ぼとり、ぼとりと血塊を落としながら、
大きな目玉をぎょろりと動かし
こっち…くる、！
桃「なぁなぁあそぼ！おねがい！｣
青「……のぞむ、っ逃げるぞ！！走れ！！」
桃「わっ！！」
.
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ニョロモ(プロフ) - ミーツさん» 小瀧さん過去編リクの方！いやほんとずっとお待たせしてしまい申し訳ないです😵💫ちびのん私もお気に入りです！ (5月24日 7時) (
レス) id: f25e12ff95 (このIDを非表示/違反報告)
ニョロモ(プロフ) - sy1111さん» やった〜〜！本当に長らく続いてこれからも長々と続くと思います笑。またコメント待ってますね〜！ (5月24日 7時) (レス) id: f25e12ff95 (このIDを非表示/違反報告)
ニョロモ(プロフ) - そらさん» ありがとうございます〜！期待に応えられるように励みますね！それとそらさんの作品も素晴らしいです！ (5月24日 7時) (レス) id: f25e12ff95 (このIDを非表示/違反報告)
ニョロモ(プロフ) - よつばさん» とてつもない褒め言葉頂いてた…！文書書くのって難しいですよね。私もまだまだ模索中です笑そのコメントからでも十分素敵な語彙をお持ちだと思いますよ☺️もし、物語を書く予定がありましたら楽しみにしております！ありがとうございました！ (5月24日 7時) (レス) id: f25e12ff95 (このIDを非表示/違反報告)
ミーツ(プロフ) - 小瀧君のお話とっても面白かったです！！！これからのお話も楽しみです！ (5月24日 6時) (レス) @page50 id: 14a6943df6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ニョロモ | 作成日時：2023年2月21日 0時
