子供がえり？？ ページ35
緑side
戸惑ったままの大毅を丸めて抱え風呂場にぶっこむ。先に沸かしといてもらったおかげで手こずることなくスムーズに運ぶことができた
赤「智洋さまと風呂なんて変な感じぃ」
緑「俺を洗うだけやったもんな。」
俺もまだしげが子供だからできる
十分に身体を清らかにするため風呂まで世話係がついていたあの頃。幼いながら、身内でもない歳の離れすぎた男らに身体を触られることが違和感と嫌悪だった俺は、大毅とすぐさま風呂の係も代わってもらった
閉鎖された環境はここまで判断を鈍らせるか。たった四歳相手の接触でも、今では本当に気持ち悪い
……そう思うとしげには幼少期とはいえ俺のすっぽんぽんの記憶があんのか……はずぅ…あいつ戻ったら覚えとけよ…
赤「あっ、お背中流します！」
緑「いらんから、ほらじっと湯船浸かんの」
逃げようとする頭を抑えて軽く湯船に戻すとようやく観念したみたいで、水面に口つけてぶくぶくぶくぶくと遊びだす
はっ、あかんあかん。何のためにこいつと風呂入ったと思ってんねん
気持ちを落ち着かせ、ちゃんと大毅と向き合った。
恥ずかしさも消して、しっかりあの幼い頃の大毅と
緑「……ここ、叩かれたやろ」
赤「…ぶつけただけやで」
自分の手をもう片手で隠して苦笑う
こいつのお決まりの誤魔化し方
昔の、子供の俺は黙ることしか出来なかった。大毅の頑張りを、気遣いを壊したくなくて。自分の知らない事情に、横入りしたくなくて
でも、、いまの俺は……今の俺なら…！
緑「……俺は別に、後悔してない。家事しても、妖怪になっても、辛いなんて思ったことはない。第二の人生大成功の幸運や｣
赤「……え、妖怪？え？」
緑「あ、やべ。…まぁ、自分の不甲斐なさに気が沈むことはあるけど、そん時に支えてくれたんが、お前や。なんだかんだあったけど、そのなんだかんだに最後まで付き合ってくれたんが未来のお前やねん」
赤「……未来のおれ…？」
緑「感謝しかないよ。重岡大毅には」
赤「……〜〜ッうん……」
緑「だから、俺の大事な人の事悪く言うのは、許さんで？な？」
赤「……ん、………ごめんなさい」
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百票超えてるー！お星様赤色ありがとうございます！
これからもぼちぼち更新していきます〜
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ニョロモ(プロフ) - ミーツさん» 小瀧さん過去編リクの方！いやほんとずっとお待たせしてしまい申し訳ないです😵💫ちびのん私もお気に入りです！ (5月24日 7時) (
レス) id: f25e12ff95 (このIDを非表示/違反報告)
ニョロモ(プロフ) - sy1111さん» やった〜〜！本当に長らく続いてこれからも長々と続くと思います笑。またコメント待ってますね〜！ (5月24日 7時) (レス) id: f25e12ff95 (このIDを非表示/違反報告)
ニョロモ(プロフ) - そらさん» ありがとうございます〜！期待に応えられるように励みますね！それとそらさんの作品も素晴らしいです！ (5月24日 7時) (レス) id: f25e12ff95 (このIDを非表示/違反報告)
ニョロモ(プロフ) - よつばさん» とてつもない褒め言葉頂いてた…！文書書くのって難しいですよね。私もまだまだ模索中です笑そのコメントからでも十分素敵な語彙をお持ちだと思いますよ☺️もし、物語を書く予定がありましたら楽しみにしております！ありがとうございました！ (5月24日 7時) (レス) id: f25e12ff95 (このIDを非表示/違反報告)
ミーツ(プロフ) - 小瀧君のお話とっても面白かったです！！！これからのお話も楽しみです！ (5月24日 6時) (レス) @page50 id: 14a6943df6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ニョロモ | 作成日時：2023年2月21日 0時
