紛い者なりにそれなりに ページ13
ＮＯside
「…よかろう。」
紫「現状であがってる、武力も、妖力もどっちも大事やなって僕は思ってて。でもそれ、こうやって自分の武勇伝語ってるだけやったら無駄や思うんすよ」
「無駄…！」「あの方…今無駄と言ったぞ…」
紫「だってそうでしょ！会議って皆のもんやのに、ここでしか話してないじゃないですか。そんなの、意味ないし。参加してない中で強い人がおったらもったいないし」
こん中で見ても強そうなやつ……あのでっかい体のとか、この屋敷吹っ飛ばせそうやなぁ
�霤弔�辺りを見渡しながらブツブツと提案すると、代表たちはふっと嘲笑い、馬鹿にする口調で話し始めた
「他に…？我らは力の代表。我らに勝るものがおるというのか」
「我は多田野宮将軍の体をこの扇で強風を吹かし、橋から川へ吹き飛ばしたのだぞ！」
紫「ふはは、将軍やなんてそんな…
人間ひとり殺した
ザワっと観衆たちが波立つ
将軍という格の位、現の上役に対して指をさしながらの愚弄する態度と口調
そして「だけ」と片付ける言葉
�霤朕鰺気里燭辰榛�の行動派、皆の目に余りすぎるものだった
「………っ、な！」
「貴様ッ…それでも、元ある人間か！！」
紫「もう俺らとっくに妖怪やないですかぁ。議論に年功序列が挙がったのは、そこら辺の分別が一番ついて落ち着き払ってるから、やないんですか？……あ、ふふ………ふはッ……」
「な…何を笑っている…！」
紫「…ふふ、…いや……そうじゃないと、若い家臣にあっさりと殺されて死んだ総大将が、めっちゃマヌケなやつになっちゃうあっははははは！！」
「…〜〜ッ！！！！」
全員の殺意を確実に煽り、腹を抱えながら笑い転げるその姿は、まさに異様
あまりの侮辱に怒りで震え、狐はその腰から刀を持ち出した
周りの抑えをほどき喉元を狙い振りかぶる
「死に…さらせぇ！！」
紫「はは、あははは…、！」
『ッ……�霤弔気沺�！』
紫「……来るな」
「……っ……………。」
ばたん
額に指を置かれた狐は、まるで死にかけの虫のように仰向けに転がった。時々ピクっと手足を震わせ、呼吸は喉をすり減して
全員の息が止まった
紫「あぶないよぉ…刃物はあかん刃物は」
こいつは……化け物だ
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ニョロモ(プロフ) - ミーツさん» 小瀧さん過去編リクの方！いやほんとずっとお待たせしてしまい申し訳ないです😵💫ちびのん私もお気に入りです！ (5月24日 7時) (
レス) id: f25e12ff95 (このIDを非表示/違反報告)
ニョロモ(プロフ) - sy1111さん» やった〜〜！本当に長らく続いてこれからも長々と続くと思います笑。またコメント待ってますね〜！ (5月24日 7時) (レス) id: f25e12ff95 (このIDを非表示/違反報告)
ニョロモ(プロフ) - そらさん» ありがとうございます〜！期待に応えられるように励みますね！それとそらさんの作品も素晴らしいです！ (5月24日 7時) (レス) id: f25e12ff95 (このIDを非表示/違反報告)
ニョロモ(プロフ) - よつばさん» とてつもない褒め言葉頂いてた…！文書書くのって難しいですよね。私もまだまだ模索中です笑そのコメントからでも十分素敵な語彙をお持ちだと思いますよ☺️もし、物語を書く予定がありましたら楽しみにしております！ありがとうございました！ (5月24日 7時) (レス) id: f25e12ff95 (このIDを非表示/違反報告)
ミーツ(プロフ) - 小瀧君のお話とっても面白かったです！！！これからのお話も楽しみです！ (5月24日 6時) (レス) @page50 id: 14a6943df6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ニョロモ | 作成日時：2023年2月21日 0時
