紛い者なりにそれなりに ページ12
紫side
紫「……ん…………寝すぎたか…」
知らん間に寝落ちしていたようで、気付けば夕暮れに
ずり落ちた羽織を着直して欠伸をすると、障子の奥が明かるくなっている
……ありゃあ、？
紫「……っ！」ｶﾞﾗｯ
『わ"っ！！……お、おはよう、ございます…』
紫「なぁ！！話し合い！もう始まっとる！？」
『え、？ぁ、はい。おそらく』
紫「やっべ！！！」
うひゃー！やらかした！！！
急いで見習いちゃんに案内してもらい、広間に向かうと既に沢山の妖たちが廊下まで立って集まっていた
誰かが中心でひとり話しているだけで静かやったから、ドタバタ走る足音を止めて、なんの気無しに後ろからそーっと中を覗いてみる
紫「なぁ、どこまで話してたかって分かる？」
『は、はい。えっと確か、総大将の後継ぎの所以として何を重要視するか、だったかと思います。
あの真ん中にお座りになられている方が、現の妖界で最も長く存在されているお狐様です。隣の方はその御親兵かと。
右におられる方は最も霊力の高い天狗様。ある有名な都に住むお殿様を妖力で殺したことで位をお上げなさいました。
本来左には�霤塚佑里�師匠である酒呑童子様が、最も力のあるものとして座っておられるはずだったのですが、、』
ほぉ…つまりまだ誰が上になるかは決まってないわけやな
説明を受けた状態で改めて話を聞いてると、みんな遠回しに自分の極めた能力を推していて。どんなにその能力が妖怪にとって素晴らしいかを演説している
他の下っ端妖怪はそんな上にあれこれ言われへんのか、じっと黙ってその話を聞いていて。どうりでこんなしーんとしてたんか
『武力か、妖力か、年功か…これは難しい分野ですね…』
紫「…態々京都来た意味ないわ。すいませーん！！」
『えっ！？』
思わぬ所から声が聞こえたことで、全員が俺の方へと視線が向く。おっ、お偉いさんまでちゃんと聞こえてんな
紫「今って、決め方の相談ってことですよ、ね？あぁーよかった合ってた合ってた。よいっしょ」
「……貴殿は？」
紫「�霤朕鰺妓世Α⇒轍�としてまだ名もないもんです。でもほら、会議の参加権はあるんで
俺の考えも聞いてくれへんかなぁって」
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ニョロモ(プロフ) - ミーツさん» 小瀧さん過去編リクの方！いやほんとずっとお待たせしてしまい申し訳ないです😵💫ちびのん私もお気に入りです！ (5月24日 7時) (
レス) id: f25e12ff95 (このIDを非表示/違反報告)
ニョロモ(プロフ) - sy1111さん» やった〜〜！本当に長らく続いてこれからも長々と続くと思います笑。またコメント待ってますね〜！ (5月24日 7時) (レス) id: f25e12ff95 (このIDを非表示/違反報告)
ニョロモ(プロフ) - そらさん» ありがとうございます〜！期待に応えられるように励みますね！それとそらさんの作品も素晴らしいです！ (5月24日 7時) (レス) id: f25e12ff95 (このIDを非表示/違反報告)
ニョロモ(プロフ) - よつばさん» とてつもない褒め言葉頂いてた…！文書書くのって難しいですよね。私もまだまだ模索中です笑そのコメントからでも十分素敵な語彙をお持ちだと思いますよ☺️もし、物語を書く予定がありましたら楽しみにしております！ありがとうございました！ (5月24日 7時) (レス) id: f25e12ff95 (このIDを非表示/違反報告)
ミーツ(プロフ) - 小瀧君のお話とっても面白かったです！！！これからのお話も楽しみです！ (5月24日 6時) (レス) @page50 id: 14a6943df6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ニョロモ | 作成日時：2023年2月21日 0時
