知らぬもの ページ4
紫side
黄『……！』
紫「……成仏してないから、時が止まったまんまなんや」
死体特有の臭いもせず、腐敗する様子もなく、そこには死相服を纏った年老いた女性が眠っていた
青「ぬしさま……」
黄『……皺、増えたでしょ。こんなガリガリになっちゃって。不思議な感じだ。自分を余所から見るなんてね』
青「でも、ずっと変わらず綺麗やで」
紫「悪い流星っ、時間が無い。はよお祓いせんと」
黄『……お盆には帰ってこれるかな』
青「約束やで。今度はぬしさまが……Aが上に行くんやな」
黄『ふふ、そうやね。』
青「あそこも、別に悪いことじゃないし、…ひとりじゃない」
黄『うん。流星も、もうひとりじゃない』
青「……っ、うん。こいつらと居るわ」
段々と、胸の内から光が漏れだし、繋いだ手が透けていく
淳太の身体から、ふっと何かが抜け、中にあったふたつの魂は、完全に離された
黄「……っ、、はっ」
『淳ちゃん。』
黄「……。」
『わたし、何にも出来なくて、淳太に謝らなあ
「ばあちゃん！」
"知らぬものを恐れるなかれ"やろ
_まだ見ぬものに恐れず、進んでいきなさい
黄「……お互いさま。謝んのは、やめようや」
『……っ、…もう……
…それ、ただの名言カレンダーやで。』
黄「えっ！？ご先祖さまの言葉とかっちゃうの？！」
『心折れないための元気づけで書いただけ！本屋で売ってたやつ！』
黄「紛らわしいねん！！」
『あっはははは！あぁ〜…おっかしい』
笑いすぎて出てきた涙を拭って淳太の肩をポンポンと叩いた。
『ありがとう。ちゃんと見守ってるから、ちゃんと生きなさい』
黄「……はい。」
紫「災いは横津まがれるものなれば
直ある竪になせば幸成る」
『じゃあね！みんな元気で！』
上がっていった身体から、眩い光をまとって、彼女は太陽に消えていった
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ニョロモ(プロフ) - 枸杞さん» 両方いくっきゃないよな！よっしゃ！JWは腐女子の心を掻き立てますよ笑！！共感者求ム！ (2023年1月20日 20時) (
レス) id: dfcdab8b89 (このIDを非表示/違反報告)
枸杞(プロフ) - あら〜ｗじゃあ、お時間ある時に両方いっちゃいましょう（大笑）�霤跳鈎弔量ノ歪賁気靴任匹鵑匹鷆ゝ襪気譴舛磴Δ�らより惑わせてくれるしありがたすぎます！もちろん箱推しなのでいろんなペアで悶えますが！ (2023年1月19日 23時) (レス) id: 0971bc0638 (このIDを非表示/違反報告)
ニョロモ(プロフ) - 枸杞さん» 色々集まで読んでくれてる〜！わかります私も書いてていつもどっちにするか迷うんです。�霤跳鈎超�すぎる。ヤクザ系もまた復活したいですね〜。今の話が終わったら挑戦してみます！枸杞さんのたの更楽しみにしてます☺️ (2023年1月16日 13時) (レス) id: dfcdab8b89 (このIDを非表示/違反報告)
枸杞(プロフ) - うわぁ！ありがとうございます！私、ニョロモさんの色々集も大好きなんですよ！そこでの紫桃楽しみにしてて！でも青桃も見たい気持ちも今炸裂してて…どっちにニョロモさんが突き進んでくれるかわくわくが止まりません！ｗヤクザ話系も大好物なのでひっそり待ってます♡ (2023年1月16日 1時) (レス) id: 0971bc0638 (このIDを非表示/違反報告)
ニョロモ(プロフ) - ぜんっぜんいいです！！何回も何回もしちゃってください！！ (2023年1月14日 20時) (レス) id: dfcdab8b89 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ニョロモ | 作成日時：2022年11月13日 14時
