星の雨 ページ27
黄side
紫「………そろそろやで」
その言葉を皮切りに、木登りしてるやつも下りてきて俺の隣に座る。
いよいよなんや…
ふと膝を見ると、自身の拳が震えていた
そうか…全部消えるんか……
弟は、一人っ子になるんやろか
代わりの兄が生まれるんかな
俺よりイケメンやったらどうしよ
ちょっとショックやなぁ
おとんも
おかんも
黄「……ぁ…………っ」
一度溢れたものは止まらずに
両目からぼろぼろ落ちてきた
黄「……あぁ…っ………うっ………」
桃「じゅんたあ…！」
黄「ごめんっ、…………ほんまっ………ちゃうねん…」
ちゃうやん…
自分で決めたんやから、後悔せんって
生まれ変わった日から覚悟を決めて、……泣いたら、嫌みたいやん
みんなも同じ妖怪なんやから…っ
みんな乗り越えて、今も支えてくれて
赤「おい！！顔上げろ…！」
黄「……っ！！」
無理やり顔を上げさせられると、顔をぐっしゃぐしゃにしたしげが唇を噛んでいる
俺としっかり目を合わせたると今度は空を指さす
紫「全部、中間淳太の印や。」
黄「……っ………綺麗…やなぁ…」
指先を辿ると、空には沢山の星の線が浮かんでいた
いつもよりも青白く光るそれは、暗闇の空に際立つ
赤「星の雨やんっ…！おれっ、取ってくる！」
青「ずっ……俺も欲しい！」
緑「〜〜っおれも！」
傍で一緒に泣いていた照史は俺の背中に寄り添い
弟達は顔を歪ませながら不器用に笑って、めいっぱい星に手を伸ばしていた
橙「ははっ……そんな暴れたらっ……木から落ちるで！なぁ？」
黄「……っ……ははっ…せやな」
下手くそでも無理して笑顔で
俺らはずっとずっと、その時間を共にし、一度も星空から目を背けなかった
こんな運命を迎えさすなんて
神さまってどんな顔してんのやろな
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ニョロモ(プロフ) - 枸杞さん» 両方いくっきゃないよな！よっしゃ！JWは腐女子の心を掻き立てますよ笑！！共感者求ム！ (2023年1月20日 20時) (
レス) id: dfcdab8b89 (このIDを非表示/違反報告)
枸杞(プロフ) - あら〜ｗじゃあ、お時間ある時に両方いっちゃいましょう（大笑）�霤跳鈎弔量ノ歪賁気靴任匹鵑匹鷆ゝ襪気譴舛磴Δ�らより惑わせてくれるしありがたすぎます！もちろん箱推しなのでいろんなペアで悶えますが！ (2023年1月19日 23時) (レス) id: 0971bc0638 (このIDを非表示/違反報告)
ニョロモ(プロフ) - 枸杞さん» 色々集まで読んでくれてる〜！わかります私も書いてていつもどっちにするか迷うんです。�霤跳鈎超�すぎる。ヤクザ系もまた復活したいですね〜。今の話が終わったら挑戦してみます！枸杞さんのたの更楽しみにしてます☺️ (2023年1月16日 13時) (レス) id: dfcdab8b89 (このIDを非表示/違反報告)
枸杞(プロフ) - うわぁ！ありがとうございます！私、ニョロモさんの色々集も大好きなんですよ！そこでの紫桃楽しみにしてて！でも青桃も見たい気持ちも今炸裂してて…どっちにニョロモさんが突き進んでくれるかわくわくが止まりません！ｗヤクザ話系も大好物なのでひっそり待ってます♡ (2023年1月16日 1時) (レス) id: 0971bc0638 (このIDを非表示/違反報告)
ニョロモ(プロフ) - ぜんっぜんいいです！！何回も何回もしちゃってください！！ (2023年1月14日 20時) (レス) id: dfcdab8b89 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ニョロモ | 作成日時：2022年11月13日 14時
