惡な二人 ページ36
＊リクエスト
青side
橙「あ"ぁーもうええ加減にせぇ！！！！！」
目が覚めて、布団を仕舞おうとしたら居間から聞こえた怒鳴り声。
大声が珍しいんやなくて、照史の荒らげた声って、なかなか聞かんから
掛け布団を引きずり眠たい目を擦って様子を伺った
黄「こっちのセリフや！！！」
あ、淳太や。
橙「だから幾ら緊急やったとしても怪我したら溜まったもんやないんやで！」
黄「知っとるって！でもあの時俺が動かなかったらあの子が怪我しとったんやで！見るだけなんて出来へんの分かってや！」
橙「俺は無理すんなって言ってんねん！！」
黄「無理なんてしてへんわ！！」
売り言葉に買い言葉で、喧嘩までテンポ良く会話が飛び交っている。
そんな様子を朝ごはんの茶碗片手に見ている皆の所へ聞きに行った
紫「おぉ、流星おはよう。」
青「おはよ。……どういう状況？」
緑「昨日さ高い木で下りられへんくなった子猫がおって、淳太が助けようとして登ったんやって」
青「えっ、淳太木登り出来たん？」
桃「何故か出来ちゃったんて。やりくりしたんやろ頭良いし」
緑「助けたんやけど、まさかのそのまま落ちそうなってん。たまたま近くにおった照史がギリギリ助けたんやけど」
赤「朝飯準備中になーんかその話になって、で今に至る」
青「ほぉーん……。」
こう話してる間にも二人は言い合いを続けている。
どっちの言い分も納得できるからなぁ
橙「淳太くんは俺らと違って死んだらそれっきりや！！もっと自分の命を」
黄「またそれや…。結局照史は俺を“ 弱い生き物”としてしか扱ってない！！」
橙「はぁ……もう勝手にせぇ！」
お互いそっぽ向いて照史は自室に引っ込んでしまった
黄「……。」ﾑｽｯ
紫「……はぁ、何とかするか。流星、神ちゃん、ご飯食べ終わったら照史の方行ってくれへん？」
緑「はぁーい。流星はよ食べよ」
青「ん、分かった……」
紫「流星。」
青「あ、、いただきます！」
.
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ニョロモ(プロフ) - あおさん» ご指摘ありがとうございます。訂正しました (2023年4月13日 0時) (
レス) id: 76c24c0989 (このIDを非表示/違反報告)
あお - 幸せはいつも、3つ目。しげsideなら、赤なのでは。 (2023年4月11日 23時) (レス) @page13 id: e2c1a012e2 (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - この度はリクエストに応えてくださりありがとうございました！お礼が遅くなり大変申し訳ありません；；個々が未知の妖と闘うバトル感や冒険感、緑赤の絆が感じられてとても楽しく拝読させていただきました！これからも更新楽しみにしております^^ (2022年7月29日 20時) (レス) id: 03b3f16d34 (このIDを非表示/違反報告)
camokinoko(プロフ) - コメント、リクエスト失礼します。小噺として、妖怪達それぞれ、淳太君の1日を読んでみたいです。何気ない日常が少し覗けたら大満足です。山もなく日常系なので、作者様が気乗りしなければ全然大丈夫ですので、検討して頂けたら幸いです。 (2022年7月9日 11時) (レス) @page48 id: 636c89ef1d (このIDを非表示/違反報告)
mii(プロフ) - コメント失礼します。いつも楽しく拝見させていただいております。どのお話も面白くて大好きです。もし可能であれば�陲舛磴鵑寮蟻里�何なのか気になっているのでその辺りのお話を読めたら嬉しいです！無理せずお時間と気が向いたときに良ければよろしくお願いいたします (2022年6月30日 7時) (レス) id: d4a8417d99 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ニョロモ | 作成日時：2022年5月22日 22時
