無力の人間 ページ28
紫side
何が起こっているか、全くわからなかった
もしかして、何か悪霊が取り憑いとるんじゃ…！？
俺は急いであがらせてもらおうと、インターホンを押した
「…はーい。」
紫「あ、夜分遅くにすみません。�霤弔任后�淳太くんが忘れ物したので届けに来たんですけども…」
「……おかえりください。」
えっ？
桃「あの、これ貴重品っぽいんですよね。なるべく早く本人に渡したいんですよ」
「……っ、、少々お待ちください」
インターホンが切られ、俺らも外でじっと待つ
ガチャと扉が開く音がして、そこには幾分か背の低い女性が立っていた
紫「お久しぶりですお母さ「おりゃあああ！！」…えっ！？」
後ろ手に隠していたバットを振り回し、なんとこっちに振りかぶってきた
すれっすれで避けて何とか事態を整理したくても
いやめっちゃ振ってくるやんっ！！
「おりゃ！おりゃー！出てけっ！！」
橙「ちょっ、落ち着いてお母さん！」
「うるさいっ！男ら複数でおっても負けへんで！かかってこい！おらー！」
緑「めっちゃ来るけど慣れてないからふらふらよ！」
青「やっぱ淳太のおかんやな……うおっ！」
桃「ひぃー！勘弁して危ないから！」
無我夢中でぶん回す淳太おかん。
とりあえず話聞いてもらわな先進めんから
橙「よっ、ほっ！」
「離せっ！離せ下劣なあほんだらー！」
橙「わあー役得！旦那さんごめんなさーい！！！」
外で騒いでいたら近所の人がなんだと見に来てもっと厄介なる
照史に羽交い締めしてもらってバットを取り上げ、
そのままなだれ込むように全員で他人の家に押し入った
桃「おじゃましますっ！」
「ど、どろぼー！誰かっ、助け…むぐっ」
緑「うぅ……心が痛い……」
赤「あかん俺もしんどいこれ…」
紫「未来永劫二度とせんから。お母さん今だけ失礼します」
猛ダッシュで階段を駆け上がり二階の淳太の部屋へ
明かりを付けて淳太を揺すった
紫「淳太ー、おーい！じゅんたー？」
黄「……すーっ………すーっ…」
呼吸はしてる、けど反応が全くない。頬まで叩くけど全然起きへんやん！
近くに妖が…？
いや、そんな気配…あぁ
赤「どした！？」
紫「お前らがおるから妖気ムンムン充満しててわからへん！」
赤「くそーっ！盲点っ！」
.
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ニョロモ(プロフ) - あおさん» ご指摘ありがとうございます。訂正しました (2023年4月13日 0時) (
レス) id: 76c24c0989 (このIDを非表示/違反報告)
あお - 幸せはいつも、3つ目。しげsideなら、赤なのでは。 (2023年4月11日 23時) (レス) @page13 id: e2c1a012e2 (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - この度はリクエストに応えてくださりありがとうございました！お礼が遅くなり大変申し訳ありません；；個々が未知の妖と闘うバトル感や冒険感、緑赤の絆が感じられてとても楽しく拝読させていただきました！これからも更新楽しみにしております^^ (2022年7月29日 20時) (レス) id: 03b3f16d34 (このIDを非表示/違反報告)
camokinoko(プロフ) - コメント、リクエスト失礼します。小噺として、妖怪達それぞれ、淳太君の1日を読んでみたいです。何気ない日常が少し覗けたら大満足です。山もなく日常系なので、作者様が気乗りしなければ全然大丈夫ですので、検討して頂けたら幸いです。 (2022年7月9日 11時) (レス) @page48 id: 636c89ef1d (このIDを非表示/違反報告)
mii(プロフ) - コメント失礼します。いつも楽しく拝見させていただいております。どのお話も面白くて大好きです。もし可能であれば�陲舛磴鵑寮蟻里�何なのか気になっているのでその辺りのお話を読めたら嬉しいです！無理せずお時間と気が向いたときに良ければよろしくお願いいたします (2022年6月30日 7時) (レス) id: d4a8417d99 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ニョロモ | 作成日時：2022年5月22日 22時
