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だれをころしたのか2 ページ5

「あ」

「」


家を出る方法を探してたら家主が帰ってきてしまった



_____



「はじめまして、僕は安室透といいます」

「は、はははハジメマシテェ」


この金髪爽やかクールビューティお兄さんは
安室透というらしい

「えっ、えっと名前は....」






じぶんも名を名乗ろうとしたとき
喉元が熱くなる

「ぐぁ"...あぁ"」


じわっと喉を刺されたように痛みが広がり
てで押さえてうずくまってしまった

「!?どうしました!?」


彼は僕にかけよって心配してくれた
名前を思い出せない

僕の名前は、なんだっただろうか




「ごめんなさい...名前、わかんなくて..」


目も泳いでるし絶対怪しい


でも、これは偶然じゃない
今の熱で本当に忘れてしまったのか


それとも









,








名前なんていうプレゼントは、もらったことがなかったのか

「名前…わからないんですか……?
もしかして、記憶喪失……?」


安室さんは僕の背中をさすりながら考える



「とにかく、何か覚えてることはありますか??
住んでたところとか…」


「住んでるところ………ええと、山口県の…」

「山口県!?」


僕の言葉に被せるように声をあげた



「え、ぉ、おかしいですか……?」

大きな声をあげられたのでびっくりして
涙が出てきてしまう


いけない…こんなことで泣いては、また……



「い、いえ…ああ、怒ってるわけじゃないんです
ごめんなさい。」




体が密着して、自分よりも大きい安室さんに安心した


痛くない



こんなに泣いても

怒られないんだ



また________









,









ーーーーーーーーーーーー
安室視点


帰ったら少年と目があった


いや、家に入れたんだからあたり前なんだが……




家具に位置や
彼の顔の青ざめ方から調べていたんだろう


まあ、無理もない…目が覚めたら知らない部屋に居たんだ…

家を離れるのはまずいかと思ったが、仕事に行かないわけにも行かない







慌てる彼を一旦落ち着け、とりあえず自己紹介をすることに決めた

名前さえわかれば、あとは公安でもバーボンでも使えば身元がわかる


名前を言う時に少し迷ったが安室透を名乗った
彼は無関係だし、公安の資料は仕事場だから問題ない



彼に名前を聞くと、名前を言おうとしたのか他の言葉を言おうとしたのか
開けられた口は声を出さずに閉じられた


ーーーーー

文字数__☆

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しのめ(二代目)(プロフ) - 純さん» ご指摘ありがとうございます!!好みと言ってくださると大変嬉しいです!ありがとうございます!! (2018年6月18日 19時) (レス) id: 697674b594 (このIDを非表示/違反報告)
- イメ画出てませんよ!内容、私の好みですぅぅぅぅ!更新、頑張ってください! (2018年6月17日 20時) (レス) id: c70695402a (このIDを非表示/違反報告)
しのめ - あいかさん» ありがとうございます!!!がんばります! (2018年6月8日 7時) (レス) id: 8447326019 (このIDを非表示/違反報告)
あいか - とって良かったです!続き楽しみにしてます! (2018年6月7日 19時) (レス) id: 0e77bf2105 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しのめ(二代目) x他1人 | 作成日時:2018年5月8日 18時

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