爆弾投下 ページ5
私は今、ヨコハマの一等地にある高層ビルの最上階、街が一望出来る大きな窓が特徴的な広い部屋にいる。
理由?連行されたからに決まってるだろ←
室内には今入ってきた私達三人の他に顔立ちの整った中年男性が一人いる。
この部屋顔面偏差値高くて怖い((((;゜Д゜)))←
ナイスミドル(笑)が口を開いた。
「ご苦労だったね。二人とも」
「いえ、仕事ですから」
応えたのは太宰だ。織田作は何も言わない。
……ってことは織田作の地位は結構低いのかな?地位の低い人が高い人より先に発言したら不味いもんね。…あれ?でもさっき親しげに喋っていて……何これ不思議。
「さて、本題に移ろう。君が遠藤君だね?
ようこそポートマフィアへ。首領として歓迎するよ」
今の一言に爆弾が2つ。1.此処ポートマフィア2.こいつが首領
でもこいつが首領なのはこの部屋に入る時の太宰の言葉から察しがついてた。
太宰が「首領、太宰です」って言ってた。
っていうかマフィアか……絶対歓迎してないと思う。
「君の噂は聞いている。なんでも渾名は“鬼畜”だとか」
おいその情報誰から聞いた。鬼畜って呼ばれていたのは認めるけど。←
でも気になることが一つ。
『質問してもいいですか。あの組織にはマフィアの間諜がいたので?』
だってそうとしか考えられない。此処まで正確に情報を掴んでいるのだから。
私を鬼畜と呼んだのは本当に限られた者だけだし、呼ばれて“いた”と言ったということは
呼んでいた者達がもういなくなったことも知っているようだ。マフィア怖い。
「嗚呼、いたよ。あの組織は監視対象だったからね」
あ、認めた。
「だがそんなことはどうでもいい。」
よくねーよ!誰だよ私の渾名をお前に漏らした奴!
「あの組織を壊滅に至らしたのは君だろう。だから我々ポートマフィアは君を勧誘したい。どうかね?」
本日3個目の爆弾が投下されました。
まじで?半分位この状況を狙ってたこともないけど本当にポトマに勧誘されたの?
……断る理由も特に無いか。さらば無職!
『いいですよ。その勧誘、受けましょう。』
「……即答して良かったのかい?」
微妙な表情になる首領。え?勧誘したのあんたじゃんか←
『ええ、私も無職は嫌ですし』
「君なら全うな職に就くことも可能だろう?」
『生憎私には学歴がないのでどこも採ってくれなくて』
「……そうかね」
あ、織田作が私達の会話に吃驚してる。待って引かないで!
あと太宰が無反応なの凄い←
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Neon@寝苑☆歌い手好き(プロフ) - 端賀さん» ういっす (2018年7月8日 11時) (レス) id: 6cb15526c0 (このIDを非表示/違反報告)
端賀 - Neon@寝苑☆歌い手好きさん» コメ欄を荒らすでない (2018年7月8日 11時) (レス) id: 9403d00418 (このIDを非表示/違反報告)
Neon@寝苑☆歌い手好き(プロフ) - 端賀さん» どやった上に更にドヤる事(今作った←) (2018年7月8日 11時) (レス) id: 6cb15526c0 (このIDを非表示/違反報告)
端賀 - Neon@寝苑☆歌い手好きさん» どやどやってなんや (2018年7月8日 11時) (レス) id: 9403d00418 (このIDを非表示/違反報告)
Neon@寝苑☆歌い手好き(プロフ) - 端賀さん» うへへ← どやどや! (2018年7月8日 11時) (レス) id: 6cb15526c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:端賀 | 作成日時:2018年5月25日 23時