小田島さん

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お兄ちゃんから今日は沢村さんと小田島さんが
迎えに行くとメッセージが入っていたのはお昼休みのことで。











「こら！A！！」

『きゃー！！唯ちゃんの頼みでも無理ー！！』








一学年上の唯ちゃんに追いかけられながらも
校舎を飛び出したのは３秒前











＿＿＿＿＿ なぜか、今は抱きしめられている












小「ダメでしょ〜？
　 急に飛び出してきたら〜」


『は？』


小「さぁ〜てと、帰りますか！」










何もなかったかのように
私のカバンと手を取り歩き始めようとする
見覚えのある人









唯「もうAったら‥
　 あ、！」


『ちょっと待って！唯ちゃん！！』


唯「良かった〜
　 ちゃんと合流できたみたいで」


『よくない！！この人誰！？』


沢「覚えてないのか？」









私の言葉がショックだったのか
急に立ち止まって少し後ろにいる
私を見つめる彼









唯「正次くん、知り合いって言ってたじゃない！」


沢「いやっ、知り合いであってるんだけど
　 その、なんて言うか‥」


『‥あ、もしかして貴方！』














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