小田島さん

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サ「おまっ、無駄に逃げ足早いんだから」

『だって！！』

サ「もう良いから行くぞ」

『無理！無理無理無理！！』










ココで待っててくれてるから
そう言われて扉を開けてみれば小田島さん
なんか睨んでるし、イライラしてるし、なんか怖いし！！









『‥出直してくる』

サ「門司、今日で病院最後だぞ」

『‥もう一回怪我してもらう』

サ「今日逃したらもう会う機会ないぞ」








わかってる。
お兄ちゃんは何も言わないけど裏で何かしてることくらい。
じゃなきゃ毎日唯ちゃんと正司くんのリア充CPと登下校するハメにならないし。




邪魔してる罪悪感でいっぱいだし。










サ「どうすんだ」

『‥‥‥行く』

サ「よし、」








でも、怖いからサバ君も着いてきて
そう言おうと思ったら









小「どうしてこんな所にいんの〜」

『え？』

小「ダメでしょ〜？
　 いくらサバカンが一緒でも、」









目の前には小田島さんがいて、
でもさっきまで隣にいたと思ってたサバ君はいなくて









小「どうしたの〜？」










俺に会いたくなっちゃったの〜？
な〜んてね、





そんな風に戯けてくるから
その通りです
なんて言えないから、













小「こっちおいで〜」













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