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「何か言われたのか?」
「…どうして?」
「そういう顔してるから」

さっきのどういう意味だったんだろう…。

どうして僕の名前知ってるの?

それに、死んだと思ってたって…。

「どうした?」
「…ううん」

草の匂いのする道を歩く。

空が広くて気持ちがいい。

しばらく歩いてたら、小さなお家を見つけて皆でそこへ歩いた。

木でできたお家だ。

「あそこが俺とグリフィンの生まれた家さ」

ここがアッシュとお兄ちゃんのお家…。

ドアまでが階段があって、アッシュが上りだす。

「俺とグリフィンが母親が違う兄弟だってことは知ってるだろ。俺のおふくろはグリフィンの母親を追い出しちまったくせに俺を産むと今度は別の男の逃げちまったあばずれさ……そのうちおやじが女とあそこに住むようになってここは俺たちふたりだけになったのさ」
「アーッシュ!」
「ジェニファ」

声の方に振り向いたら、ジェニファが何かをもって駆け寄ってくる。

「これ持ってって、この家にはもう電気が通ってないの…それから食べ物を…」

アッシュはジェニファが差し出すものを両手で受け取ってにこっと笑った。

「サンキュージェニファ」
「ねえアッシュ…あの人のことだけどねえ。本気じゃあないのよ…あんたが帰ってきてくれてあの人もほんとはうれしいんだわ」

二人でお話をしている間に、また僕は考え事をしてて全然話を聞いてなかった。

アッシュのパパが言ってたことが、どうしても胸のところに引っかかっていて。

母親そっくりだって言ってた…僕ママに似てるの?

今ママはどこに居るの?

いつの間にかジェニファが居なくなって皆家の中に入っていくのにくっついて中に入った。

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オチャネコ(プロフ) - はんなさん» ありがとうございます!主人公の性格はきっと好き嫌いが出ると思っていたのですが、そう言ってもらえて嬉しいです(*´・ω・)完結までかけるように頑張ろうと思います♪ (2019年1月9日 18時) (レス) id: 2284090fb1 (このIDを非表示/違反報告)
はんな - 主人公君何とも言えない可愛さ…この先のアッシュとの関係もどうなるのか楽しみです!お話もすごく面白いですし、なんとか完結まで頑張ってください!応援してます! (2019年1月8日 22時) (レス) id: b99f79b3ac (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:オチャネコ | 作成日時:2019年1月8日 18時

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