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目的地の住所についた。

そこには大きな大きなお家が建っていて、門もとっても立派だった。

お家の窓からは光があふれてて、中に人がいることがわかる。

ギッという音の方に目を向けると、門が開く音だったようで。

「お、おい、門が開くぜ!」

ショーターが触ったら開いちゃったみたいだった。

「…どうも気に入らねえ」

お家に人いるみたいだけど、それでも門を開けてたら
怖い人が入ってきちゃいそう。

「キャ―――ッ!!」

もしかしたら少しだけ用事に出かけて鍵を掛けなかったのかなと思って近くをキョロキョロ見たりしていたら、お家の方から叫び声が聞こえる。

「裏の方だ!!」

中に入って悲鳴が聞こえた方へと走る。

玄関を見つけるとそこにおばあちゃんが倒れてて、

「だ、誰か助け…」
「ばあさん!おい大丈夫かい?しっかりしろ!!」

ショーターが体を支えると、おばあちゃんは声を震わせて訴える。

「あ…あ、ぼ…ぼっちゃまが…」
「え?」
「ぼっちゃまが…さらわれて…!黒めがねの男たちに…」

それを聞いたアッシュは突然走り出すとショーターが、

「A!ばあさんを頼む!!」

そう言ってアッシュ後を追う。

「おばあちゃん、大丈夫?」
「ああ…ぼっちゃま…ぼっちゃま…」

おばあちゃんの目線にあうようにしゃがんで傷の具合を見る。

血が溢れてるし、暗いからちゃんとは見えないけどそれほど深い傷じゃなさそう。

「他に痛いところない?」
「え…ええ…」

二人が走っていった方向から銃声が聞こえる。

「オレが見てくる!お前らはここにいろ!!」

マックスが走り出して、ここにはイベ、エイジ、僕、おばあちゃんの4人になった。

「中にはいっておこう?」

おばあちゃんはどうしても入りたくないって言ったけど、今は皆に任せたほうがいいと思っておばあちゃんを抱えて家に入った。

僕は今銃を持っていないし、イベもエイジもきっとそうだから。




玄関のドアを閉めて、皆が戻ってくるのを静かに待った。

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オチャネコ(プロフ) - はんなさん» ありがとうございます!主人公の性格はきっと好き嫌いが出ると思っていたのですが、そう言ってもらえて嬉しいです(*´・ω・)完結までかけるように頑張ろうと思います♪ (2019年1月9日 18時) (レス) id: 2284090fb1 (このIDを非表示/違反報告)
はんな - 主人公君何とも言えない可愛さ…この先のアッシュとの関係もどうなるのか楽しみです!お話もすごく面白いですし、なんとか完結まで頑張ってください!応援してます! (2019年1月8日 22時) (レス) id: b99f79b3ac (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:オチャネコ | 作成日時:2019年1月8日 18時

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