秘蔵っ子 ページ9
王宮に呼ばれ王命で秦国へ行けと命じられる
公孫龍将軍ら側近を呼び秦へ行く旨を伝え
支度が整い次第発つことに…
王騎を討っての咸陽…
生きて帰れるか分からないが行かねば反逆罪。
ふとAを屋敷に残していたことを思い出す
廉頗将軍秘蔵っ子…
と言っても将軍の三千人将であるA
ある程度他国にも名は知られている
女の姿になることは私とカイネくらいしか知りませんが…
ーーーーーーー
『し、秦趙同盟…??』
李「上手くいけばですがね」
『李牧様は、昨年王騎将軍を討ったではありませんか。咸陽へ行くのは無茶かと…』
そうだ、秦国があの王騎を討った男を逃すはずがない
カ「安心しろ、私達もいる。それに帯剣も許可されてるからいざというときは剣で戦うまでだ」
カイネ達も付いていくのか
でも本当に秦趙同盟を組むとしたら…
李「A。他人事のように聞いているようですが、あなたも同行させます」
カ「り、李牧様!」
『なっ…!?何故俺が秦へ行かなければならないんですか!』
李「その姿を知っているのは私とカイネだけです。私達が不在中に何かあっては廉頗将軍に合わせる顔がありません」
う、、ごもっともだ
『なら、元の姿で行かせてください!そうすれば俺も少しは戦力になります。李牧様を守れます!』
李「それは許可できません。Aは今魏国の将です、秦趙同盟の場に居てはならない存在…」
ですからA。今からあなたは李牧側近趙国の人間ですそう心得てください
俺ではなく私と言わねばなりませんよ
『そ、そんなぁ…』
李牧様が言ってることは正しい。
最善の方法だといえる
李「ですが先程の、私を守ると言ってくれたのは少しキましたよ」
李牧様に頭を撫でられる
『…??一応、軍略を教えてもらってますし…?』
殿に頭を撫でられるのとは違う。
何かむず痒い…
李「ええ。そうですね、今は私があなたの先生です」
今はその気持ちだけで譲歩しましょう
カ「李牧様。Aをあまりからかわないでください…」
李「ははは、これは頑丈な盾がいますねぇA」
ーーーーーーーーーー
そこからはあっという間で、秦国に到着した
37人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
花奏 - ひゃあああああああああああああああああ つまり何が言いたいかっていうと、 面白いです。応援しています。((やかましくてすいませんm(._.)m (2021年9月20日 23時) (レス) id: a61dbb4f1c (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - すっっっごく面白いです!!!更新楽しみに待ってます! (2020年6月14日 15時) (レス) id: eb20443cea (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:どんぱっち | 作成日時:2020年4月26日 11時