second paranoia

帰郷 ページ18

秦趙同盟を結んだ李牧一行と趙国へ帰ることに



李「魏国はこれから忙しくなりますよ」


その通りだ
秦と趙が同盟を結んだのは、秦は魏国との戦に集中する為
きっと殿もあの時にはもう、声がかかっていたんだ…


カ「…A、帰るのか？」


『うん。早く俺の隊を整えなきゃ』


李「今回は廉頗将軍は出陣しない可能性もあるのでは？」


『うーん、、それはないかと』


李「…なぜ？」


『勘です！殿がいらないって言っても俺は絶対帰って一緒に戦う。』


李「それでは廉頗将軍からの命令は実行せずに帰るのですか？」



カ「命令？なんですか李牧様。まるで…」



『…李牧様には到底及ばないし、それに俺は李牧様とカイネが好きだから』
二人にはこれからもお世話になるつもりです



カ「A…」



李「殺さなくても落とすことはできたかもしれませんよ」


？？
なんのこと言ってるんだ李牧様は



カイネがゴホンッとでかい咳をする



おや、ダメでしたか？カイネ
と李牧様。ふたりして何？馬鹿にでも分かるように話して欲しいんだが！









ーーーーーー


趙を明日発つことになり寝泊まりしている屋敷(李牧様のとこだけど)に戻り荷支度をする




終始ご機嫌(とカイネが言ってた)の李牧様と昨日何かあったのかとカイネとフテイに聞かれた。
機嫌良かったのか李牧様




あ、鉄拳痛くなかったじゃん！て言うの忘れてた







ふとここにきてからの事を思い出す…






結局、廉頗様の手紙の意図は分からないままだったが沢山学ばせてもらったし早く戻り己の兵達を仕上げねば






相手はあの秦国…






久しぶりの戦に殿をはじめ四天王の方々は心踊っているに違いない

　




己の胸が高鳴るのを感じ止めていた手を動かす








コンコンと扉を叩く音




カイネ達かな？とはーい。と返事をする
鍵は開いてますよーと









「いくらなんでも隙を見せすぎだよA」









ずっとずっと聞きたかった声









『輪虎様っ！！』









ーーーーーー
お久しぶりのぶりです。
アニメ復活したのでノロノロ書いていこうかと
読んでくださってる方々ありがとうございます！

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