そのろくじゅうさん。 ページ43
華蓮side
Aが教室を出たのを確認してから私は教室のドアを開けると
｢あっ、華蓮....｣
光樹は少しぎこちない笑顔で私の方を向いてくれた
私は黙ったまま光樹の隣の窓側の椅子に座り、窓から夕陽を一緒に眺めていた
｢....どうなったか聞かないの？｣
｢それぐらい...聞かなくてもわかるわよ....｣
｢....そっか｣
しばらく私達に会話をせずに黙ったまま夕陽を眺めていたら光樹の口が開き
｢ねえ華蓮....俺ね、本当に橋本さんが大切だったんだ....それが橋本さんに伝えきれなかったのが悔しくてさ...
...橋本さんに幸せにしてあげられなくてごめん、それから好きでいてくれてありがとう
って言ったら....橋本さん、何回も首を横に振ってくれてさ....
｢こんな私を好きになってくれてありがとう....｣
だってさ...ほんと良い子すぎるよ彼女....｣
｢....そうね....素直で良い子すぎるから何かに騙されないと....｣
｢お"い"！！もういっぺん言ってみろお"！！！てめえの髪チリ毛にしてやんぞ！！！｣
｢い"っい"だだあっあい"だあ"い！！！キミはじょーだん！！！も通用しな"あいのっ！？！｣
と教室まで聞こえてくる声は校門前でいつものようにじゃれあっているAと爆豪勝己の姿だった
｢まあ....爆豪勝己がいる限りは大丈夫か...｣
私は二人の光景を見て少し微笑んでいたら
｢....俺は彼女の幸せな時間を奪おうとしてたんだよね....本当に申し訳ないことしちゃったな....｣
と溜め息をつけながら下をうつ向いていたので私は光樹の背中を思いっきり叩いたのだった
｢い"った！？｣
｢それはあんたの考えすぎよ....Aだってそんなこと思ってないだろうし....
それで...これからどうすることにしたの？｣
｢....橋本さんがね、これからは一人の友人として仲良くして欲しいって言ってくれたから...気まずくなることはなさそうかな...？｣
｢....そう...なら良かったじゃない｣
｢うん...あ"ーあ！...俺も早く切り替えないとなあ〜....｣
と背伸びをしてから深呼吸をした光樹に
｢....良し！光樹！パンケーキ食べに行くわよ！私が奢ってあげるから、さっ行くわよ！｣
私は光樹の鞄を投げつけて窓のドアを閉めた
｢えっ！？...かっ、華蓮が俺に奢ってくれるの...！？！｣
｢そう言ってるでしょ！ほらとっとと行くわよ！｣
私は光樹の腕を引っ張って教室を出たのだった
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ムクロちゃん(プロフ) - 無茶振りした際のかっちゃんの反応好き (2018年4月8日 17時) (
レス) id: b8a1754231 (このIDを非表示/違反報告)
ラフィーナ - ?笑真?さん» コメントありがとうございます！おおお！！大好きですか！！そう言っていただき嬉しい限りです！ありがとうございます！！新作読んでいただけますか！？(;-;)ありがとうございます！とっても嬉しいです！完成までもう少しお待ちください！！<(_ _*)> (2018年1月18日 14時) (レス) id: 9e1ad3e24e (このIDを非表示/違反報告)
?笑真?(プロフ) - この作品本当に大好きです！更新頑張ってください！あと新作もすごい楽しみです！絶対読みますね(´艸｀*) (2018年1月14日 21時) (レス) id: dd8d8cdd2d (このIDを非表示/違反報告)
ラフィーナ - コメントありがとうございます！大好きですか！？そう言っていただき嬉しい限りです！！ありがとうございます！！<(_ _*)> (2018年1月1日 2時) (レス) id: 9e1ad3e24e (このIDを非表示/違反報告)
まりな(プロフ) - この作品とっても大好きです！更新頑張ってください！！！ (2017年12月31日 1時) (レス) id: c914c93a5f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ラフィーナ | 作成日時：2017年12月30日 2時
