そのさん。 ページ5
〜放課後〜
｢ついてくんなっ！！何で帰りもお前といないといけねぇんだよ！！！｣
｢まぁまぁ、そんなに怒らないの〜
そんな事で怒るんじゃ立派なヒーローになれないぞ〜｣
｢ぶん殴るぞてめぇっ｣
｢やめてっ...！その拳をしまって....！｣
俺が駅へと向かっていたら、後ろから大声で俺の名前を呼びながら走ってきたアホ女
俺は公園の中に入るとアホ女は足が止めて
｢えっ？何で公園の道通るの？｣
｢こっちの方が近けぇからに決まってんだろ｣
｢へぇ〜っ、そうなんだ！良いこと聞いた！｣
アホ女は小走りで俺の横を歩いていたが
｢あっ、かっちゃん...見て見てアレ｣
アホ女は俺の袖を引っ張ると一人のガキが木にかかっていた風船を見上げていた
アホ女はガキと同じ目線にして話しかけて
｢その風船、木に引っ掛かかちゃったんだ？取りたいの？｣
ガキが頷くとアホ女はこっちを向いて
｢だって｣
と俺が取ってくれるのを期待してる目で見ていた
｢てめぇーが声かけたんだろ、最後まで面倒見ろ｣
｢えーっ、いじわる〜っ｣
アホ女はリュックを地面に置いて何回か飛び跳ねるが中々取ることができず
｢...ふっ、風船なんかっ....すぐっ、萎んじゃうからっ....つまらないよっ....((←｣
とガキに諦めるように仕向けているアホ女
ガキはうつ向いて泣きそうになっていたから、アイツも引き下がることができず
｢あっ、そうだ！この棒で紐を巻いたらいいんだ....それっ！｣
棒で風船の持ち手を巻こうとしたアホ女だったが
今の揺れで風船が木から離れて空中へと飛んでいったのだった
｢ごっ、ごめんっ....！お姉さんが同じの作ってあげるからっ...！｣
アイツは慌てて袖を捲りあげ、さっきと同じ風船を作ってから
｢ごめんね、一応同じのだからこれで許してくれる？｣
｢...ありがとうっ....！｣
ガキは小さくだが手を振りながら公園へ出ていったのだった
・
評価3票にお気に入り1人本当にありがとうございます！！
評価やお気に入り、コメント等いただけたら作者のやる気アップです！！←
かっちゃんとのこうゆうイベントを作って欲しい！と言うのがありましたら、コメントに書いていただければ嬉しいです！
これからも皆さんを楽しませれるように頑張りますのでよろしくお願いします！
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レイ - 面白い!!けど、お茶子ちゃんの苗字が麗白になってる…麗日ですー…(;´д｀) (2018年3月18日 6時) (
レス) id: 9acc444be1 (このIDを非表示/違反報告)
ラフィーナ(プロフ) - コメントありがとうございます！ご名答です！！こちらの作品はキルミーベイベーを読んで勢いで作った作品なんですよ...！私もキルミーベイベーを知ってる人が少ないのでとっても嬉しいです！ありがとうございます！ (2018年1月25日 21時) (レス) id: 9e1ad3e24e (このIDを非表示/違反報告)
薺(サイ)(プロフ) - はじめまして！！これってキルミーベイベーの話がまじってますよね？知ってる人がいて感動しました！！！ (2018年1月25日 15時) (レス) id: a0f0fdc5d9 (このIDを非表示/違反報告)
ラフィーナ - みきさん» お返事が遅くなってしまい申し訳ありません！コメントありがとうございます！ご名答です！！堀ちゃんと鹿島くんのあのシーンです！そう言っていただき嬉しい限りです！ありがとうございます！これからも楽しんでいただけるように頑張りますのでよろしくお願いします！！ (2017年11月26日 22時) (レス) id: 9e1ad3e24e (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - お？野崎くんネタ入ってます？もし当たっていたら両方大好きなので嬉しいです (2017年11月20日 1時) (レス) id: 840ee2b773 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ラフィーナ | 作成日時：2017年10月22日 18時
