Addiction - キミ中毒 - (ページ8)

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玄関のチャイムを鳴らす。

「合言葉は！」

『そんなん無いでしょ！』

「正解！」

いつものジェシーがお出迎えしてくれた。

でもやっぱりどこか元気が無かった。

『これ、ジェシーが好きそうなの買ったから』

「ありがとう、マジ一人暮らしで熱出ると怖いね」

『分かるわ〜前熱出たとき2人に来てもらって本当に嬉しかったし安心したもん笑』

「あったね〜なんか泣いてたからさビビるよね笑」

『ご迷惑お掛けしました笑』

「まあ俺も今日迷惑かけてるからお互いさまね」

『だね、熱は大丈夫そう？』

「朝よりは下がったよ、でもまだ微妙かな」

『今日ご飯とか作るから寝てな』

「マジ？最高じゃん！Aのご飯好きなんだよね」

『褒められると作りがいあるわ〜笑』

ウキウキしながらベッドに潜り込むジェシー
その姿が可愛くてニヤけちゃう。

料理を作りながらふとベッドを見ると
もう既に眠っていた。

好きって伝えたいけど、このままの関係も続いてほしいなって思っちゃって。慎太郎に応援されながらも告白できないのはそのせいでもある。

寝顔が可愛くて癒された、
さぁ、頑張って美味しいもの作ろう！

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