初めまして、恋心。 (ページ7)

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episode 7 ページ7

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あれから少し他愛もないごく普通の会話をして、
じゅりがトイレから戻ると今日の合コンはお開きになった。

樹「 Aちゃん、きょもの連絡先貰えた？」

『は、はい！』

樹「良かった〜俺とも交換しない？これで終わりは寂しいしさ」

『田中さんが良いなら、私も交換したいです！』

私も少し酔ってたせいか、交換したいなんて言っちゃった。

じゅりのQRコードを読み取っていると
どこからか視線を感じる。

樹「ありがと！また連絡するわ」

『いつでもお待ちしてます笑』

樹「あと、俺のこと田中さんじゃなくて下の名前で呼んで」

『じゅり、、？』

樹「は、何その言い方可愛いんだけど」

『もう、からかわないでください』

樹「からかってねえから！笑」

また会おうね、と頭を優しくぽんぽんされ
部屋を出ていくじゅり。

なっちゃんは酔い潰れて先にタクシーで帰ってしまった。

一人で帰るのかぁと、少し寂しさに浸っていると

大「 Aちゃん」

『えっ、はい！』

大「ふふ、びっくりしすぎじゃん」

『すみません… 』

大「今から二人で飲み直さない？」

『 …え、？』

大「ごめん、流石にもう夜も遅いし無理か…笑」

『いえ！大丈夫です、飲めます、飲みたい』

大「ぐはっ笑無理してない？大丈夫？笑」

『大丈夫です！』

推しからの誘いを断るなんて出来なくて…

まだ数人残っていたBARを私たちはあとにした。

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