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『どうして、でしょうね…』
「え？」
『自分でも分からないんです
人を意味無く助けるのは幼い頃から
教えこまれてきて、それはもう私の中で
【義務】のような感じもして…』
父の教育は、私にとって窮屈だった
強いられて、苦しめられて、辛かった
『それでも…
人を助けることは決して、
悪いことじゃないでしょう？』
むしろいい事なんだ
それなのに私は…昔から、頼みによっては
酷く頭を悩ませ苦痛に思ったこともあった
その度に私を支えて、尊重してくれるのは
何度思い返しても、ジョングクただ1人だった
「…そうだね、悪いことじゃない
でも…」
『……？』
テヒョンさんはまた口ごもった
次の言葉を言おうか言うまいか迷っているような
そんな顔
だけど結局、口を開いてくれた
「嫌なら嫌って、言わないとダメだよ？」
『……っ、』
“「無理なことは無理って言わないと
自分が損してどうすんだよ！」”
彼が言った言葉は、昔ジョングクが
私を叱ってくれた言葉と似ていた
「迷惑でしょ？本当は…」
『何がですか？』
「僕がここにいるの
赤の他人が、ここで息をするのなんて」
『…テヒョン、さん？』
「言っていいんだよ？
出ていってって、警察呼ぶよ？って…
そしたら僕、大人しく出ていくからさ…」
“「助けて」”って言ったのは彼なのに
“「ここにいさせて？」”って言ったのは彼なのに
今更どうしたのだろうか？
『そんなことないですよ？』
「…え？」
彼はきっと、孤独な人なんだ
私と同じ…でも違う
私にはジョングクがいたから
支えになってくれる人がいた
だから…
『迷惑なんかじゃありません
警察も呼びません。ずっとは無理だけど
暫くはここにいてもらっても構わないし
私はあなたを…』
“『支えますよ？』”
「…A」
『…だからそんな顔しないでくださいよ笑』
私もジョングクのように誰かを支えたかった
だから私は、彼を支えようと思う
これだけは言えるの
“本当に悩んでいる人”
“自分1人じゃどうにもできない悩みを抱えている人”
のためなら、全然
…苦痛じゃないって…
「…ありがとう、A」
『ふふっ笑 まだお礼は早いですよ？』
人間誰しも、何かに没頭している時と
笑っている時が一番…
素敵なのだから
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アヨン(プロフ) - 哀恋さん» 本当ですか！！ありがとうございます！とても嬉しいです☆これからもよろしくお願いします☆ (2018年4月21日 20時) (
レス) id: 5743db23eb (このIDを非表示/違反報告)
アヨン(プロフ) - alexandrite_bbcさん» 毎度嬉しいコメントありがとうございます！そうなんです笑 本当にここに来るまで時間がかかってしまいましたが、これからもよろしくお願いします☆ (2018年4月21日 20時) (レス) id: 5743db23eb (このIDを非表示/違反報告)
哀恋(プロフ) - この小説にドハマリしてしてしまった。読んでで入り込んでしまいます笑とても気になります。更新楽しみにしときますね！ (2018年4月21日 19時) (レス) id: bfa2c60ee1 (このIDを非表示/違反報告)
alexandrite_bbc(プロフ) - そういう事だったんですね、、、更新楽しみに待っております^^ (2018年4月20日 22時) (レス) id: b305d9b979 (このIDを非表示/違反報告)
ひなた(プロフ) - テヒョン、花郎では、ハンソン (2018年4月14日 12時) (レス) id: 7b07a32b42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アヨン
| 作成日時：2018年3月31日 17時
