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「さっそくですが、あなたは
キムテヒョンについてどこまでご存知で？」
お茶を用意して私たちはテーブルを挟んで
向かい合って座っている
テヒョンは寝室にこもっていた
『あまりよくは知りません…
私たちは元々知り合いだったわけでもなく
数ヶ月前に土砂降りの中倒れていた彼を
助けたんです。それからしばらくして突然姿を消して、それでまた昨日…突然姿を現したんです』
「…その時何か彼に異変を感じませんでしたか？」
『…え？あ…変だと思うことは多々ありました。
行く宛も職もなく、時折パニック障害を
起こして何かに怯えている感じで…』
「では、その原因まではご存知ないんですね？」
『はい』
ユンギさんの目は真っ直ぐで
淡々とした口調に妙に緊張してしまう
「では…この人物はご存知ありませんか？
“ソク・ハンソン”」
『…っ、？
し、知っていますが…なぜその人を？』
突然彼の口から出たその名前に
心臓が跳ね上がる
まさかとは思うが…
あの人と、テヒョンは…
「Aさん、今から言う話はあなたを
混乱させてしまうかもしれない。
でも、落ち着いて聞いてください。
あなたがソクハンソンをご存知なら話は早い
簡単に言うと彼らは…同一人物だ」
『……っ！』
「つまり、二重人格者」
返す言葉が見つからなかった
覚悟はできていたが
まさか、テヒョンが…
「彼の中には基本人格のキムテヒョンと
もう1つの二次的人格、ソクハンソンが存在している。入れ替わるのは不定期的で、本人も自覚はないどころか、入れ替わっている時に起きた出来事や出会った人物は、人格が変わると全て覚えていない」
『と言うことは…』
「はい。二重人格と言うのは外身は全く同じだが、中身の人格が変わってしまうと全くの別人になる。
おそらくAさんがテヒョンだと思っていた人物が自分のことを覚えておらず混乱したでしょう？」
『はい』
「それはキムテヒョンからソクハンソンに人格が変わっていたということです。
今はどちらの人格になってもAさんのことは知っているが、人格によってあなたの認識の仕方は違う。性格が全く違うテヒョンに会って驚いたでしょう」
『同一人物なのに、中身は全くの別人…』
言われてみれば辻褄が合う
ハンソンさんは確かにテヒョンだった
でも、人格が変わっていたから
あんなことを…
「ご理解頂けましたか？」
『はい』
安心したような、悲しいような
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アヨン(プロフ) - 哀恋さん» 本当ですか！！ありがとうございます！とても嬉しいです☆これからもよろしくお願いします☆ (2018年4月21日 20時) (
レス) id: 5743db23eb (このIDを非表示/違反報告)
アヨン(プロフ) - alexandrite_bbcさん» 毎度嬉しいコメントありがとうございます！そうなんです笑 本当にここに来るまで時間がかかってしまいましたが、これからもよろしくお願いします☆ (2018年4月21日 20時) (レス) id: 5743db23eb (このIDを非表示/違反報告)
哀恋(プロフ) - この小説にドハマリしてしてしまった。読んでで入り込んでしまいます笑とても気になります。更新楽しみにしときますね！ (2018年4月21日 19時) (レス) id: bfa2c60ee1 (このIDを非表示/違反報告)
alexandrite_bbc(プロフ) - そういう事だったんですね、、、更新楽しみに待っております^^ (2018年4月20日 22時) (レス) id: b305d9b979 (このIDを非表示/違反報告)
ひなた(プロフ) - テヒョン、花郎では、ハンソン (2018年4月14日 12時) (レス) id: 7b07a32b42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アヨン
| 作成日時：2018年3月31日 17時
