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「Aちゃーん」
『あ、ジンさん。今から休憩ですか？』
「そうそう、もーお客さんいっぱいで
手が疲れちゃったわ〜」
『今日は人が多いですからね〜笑』
私の休憩時間はとっくに過ぎているけど
オーナーの気遣いで少しだけ延長してもらえることになり、昼食の残りを食べているとジンさんがやって来た
「あ、それよりAちゃん！」
『はい？』
「さっきのイケメンくん、誰なのよ？
知り合い？」
『あーまあ、知り合い…かな？笑』
「もしかして…彼氏くん？」
『え？！ちょっとそんなっ、い、いないですよ
彼氏なんて！』
「その動揺は怪しいわよ〜笑」
あまりに突拍子のないこと言うから
ついご飯を喉につまらせちゃった
一方ジンさんは私の背中を擦りながら
楽しそうに笑ってるし
『ほんとに違いますよ？』
「分かってるわよ！だってAちゃん、彼氏が
できたら一番に私に報告する約束だもんね〜？」
『そんな約束してませんよ〜笑』
専門学校で一緒にいた時から変わってなくて
本当に一緒にいて笑顔の耐えない人だ
見た目も女性らしく(?)綺麗にしていて
女の私の方が負けてるんじゃないかと思う
「もしかして…前に言ってた仔犬くん？」
『仔犬？』
「ほらアパートの前で倒れてたから
拾ったんでしょ？イケメンを！
だから仔犬くん！」
『あー！笑
うーん、違うような、違うくないような…』
曖昧な反応をしてしまうのはまだ
ハンソンさんとテヒョンが全くの別人だと
認めきれていないから？
それとも、見た目が一緒だから
そう言ってしまうのかな…
「どういうこと？」
『…いえ、なんでもありません笑
違いますよ。その人はもうあれ以来
帰ってきませんから』
「帰ってくる」って言う表現自体
間違っているのかもね…
あそこは彼の家でもないし
彼は同居人でもない
「危ないところを助けてもらったのに…
恩返しもないなんて薄情ね？
鶴でも恩返しはするのに」
『ふふっ笑 いいんですよ、もう。
見返りなんて求めないし、無事ならいいんです。
何の連絡もなしに去って行ったのは
残念ですけどね…』
そうよ、私が気がかりなのはそれよ
なんの連絡もなかったから
黙って突然消えたから
ちゃんとお別れできなかったから
ただ、それだけのこと。
「またいつか会えるわよ
その時は笑ってあげなさい？」
『…はい笑』
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アヨン(プロフ) - 哀恋さん» 本当ですか！！ありがとうございます！とても嬉しいです☆これからもよろしくお願いします☆ (2018年4月21日 20時) (
レス) id: 5743db23eb (このIDを非表示/違反報告)
アヨン(プロフ) - alexandrite_bbcさん» 毎度嬉しいコメントありがとうございます！そうなんです笑 本当にここに来るまで時間がかかってしまいましたが、これからもよろしくお願いします☆ (2018年4月21日 20時) (レス) id: 5743db23eb (このIDを非表示/違反報告)
哀恋(プロフ) - この小説にドハマリしてしてしまった。読んでで入り込んでしまいます笑とても気になります。更新楽しみにしときますね！ (2018年4月21日 19時) (レス) id: bfa2c60ee1 (このIDを非表示/違反報告)
alexandrite_bbc(プロフ) - そういう事だったんですね、、、更新楽しみに待っております^^ (2018年4月20日 22時) (レス) id: b305d9b979 (このIDを非表示/違反報告)
ひなた(プロフ) - テヒョン、花郎では、ハンソン (2018年4月14日 12時) (レス) id: 7b07a32b42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アヨン
| 作成日時：2018年3月31日 17時
