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『あの、ジョングクから聞いたんですけど…
ハンソンさんのお父様は社長さんなんですよね？』
「うん！そうだよ！」
『…じゃあ、いずれはあとを継がれるんですか？』
「うん、そうなるね！俺一人っ子だし
多分大学卒業したら就任できるんじゃないかな？」
『え？！それなら…来年ですか？』
カットしながら、今までずっと
聞こうかと思っていたことを聞いてみた
何故今まで聞けなかったのかは…
社長に就任するのか？なんて聞くのは
野暮かと思って…
それに、境遇がテヒョンに似ていたから
気になっていたけど、知るのが怖くて…
「うん。そうだね、来年…
俺にできるか不安だけど
父さんの期待に答えるよ」
＿＿＿“「父さんは大きな会社の社長で
僕はその跡取りだった
だから幼い頃から堅苦しい教育ばかりだった
そんな生活が嫌だった」”
＿＿＿“「ならないよ、社長には」”
＿＿＿“「だけど心のどこかで僕は
父さんの期待に答えたかった…」”
そう、テヒョンとは違う。
私は何故こんなにも
彼とハンソンさんを結びつけようとするのだろうか
『できますよ、ハンソンさんなら』
「へへっ笑 ありがとう！」
あの時もそうだった
テヒョンの髪を切りながら、職業について
聞いてみたんだ
そしたらテヒョンは泣いていて…
『ハンソンさん…』
「んー？」
『キム・テヒョンって人…知ってます？』
もう彼のことなんて忘れるべきなのよ
会う理由もなければ、友だちでも何者でもない
「…んー知らないなぁ、そんな人」
『…っ、そうですよね笑
すみません、ちょっと気になって』
「なんでなんで？
俺とその人なんか共通点あるの？」
『いえいえ、全然！
私ったら何考えてたんだかw』
「変なAちゃーん！笑」
そうよ、私ったら変よ
テヒョンと出会ってから
テヒョンがいなくなってからすごく変
自分でも分かってるのに何故か…
彼を探してしまう。
『よし！終わりましたよ！
どうですか？』
鏡を向けるとハンソンさんは頭を左右に動かして
その後ですごくニッコリと笑った
「わあ！前の髪型とほんとに一緒だね！
前のもAちゃんが切ったみたい！
気に入ったよ！」
『…そんなに喜んでくれるなんて
ありがとうございます』
「こちらこそありがとう！
また来るね！」
お会計を済ませたハンソンさんは
笑顔のまま店をあとにした
その背中はまるで…
テヒョンそのものだった
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アヨン(プロフ) - 哀恋さん» 本当ですか！！ありがとうございます！とても嬉しいです☆これからもよろしくお願いします☆ (2018年4月21日 20時) (
レス) id: 5743db23eb (このIDを非表示/違反報告)
アヨン(プロフ) - alexandrite_bbcさん» 毎度嬉しいコメントありがとうございます！そうなんです笑 本当にここに来るまで時間がかかってしまいましたが、これからもよろしくお願いします☆ (2018年4月21日 20時) (レス) id: 5743db23eb (このIDを非表示/違反報告)
哀恋(プロフ) - この小説にドハマリしてしてしまった。読んでで入り込んでしまいます笑とても気になります。更新楽しみにしときますね！ (2018年4月21日 19時) (レス) id: bfa2c60ee1 (このIDを非表示/違反報告)
alexandrite_bbc(プロフ) - そういう事だったんですね、、、更新楽しみに待っております^^ (2018年4月20日 22時) (レス) id: b305d9b979 (このIDを非表示/違反報告)
ひなた(プロフ) - テヒョン、花郎では、ハンソン (2018年4月14日 12時) (レス) id: 7b07a32b42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アヨン
| 作成日時：2018年3月31日 17時
