【HQ!!】手紙【縁下力】

貴女side ページ31

力はこんなにも饒舌だったっけ？






元々人目が苦手で、だから人の目を気にするのが功を奏して。




人のことを観察して、その人の状況を読むのは得意だった。





いつもいつも親に気を使ってたから。





気を使うのが当たり前で。






歳の壁なんか無いように仲の良いバレー部の皆とは。





どこか。距離を感じていて。





でも。






そんな私にも変わらず接してくれて。







嬉しかったなんて言うまでもないだろう。








A｢力……アンタって変わってる。




こんな私のことなんか必要なんて…




嬉しい。





ありがと。｣








こう言ったら力はちょっと驚いた顔をした後、フッと笑った。






縁下｢よかった。

でもA、１個間違えてるよ。


Aじゃなくてもよかったわけじゃない。


Aだったから良かったんだ。｣





純粋に嬉しかった。




私に存在意義を与えてくれる人なんて今まで居なかったから。




縁下｢で…


俺、さっきさっき勢いで告っちゃったけど、あれは本気だから。｣






A｢えっ…?!

えっと、なんで、私？｣





縁下｢自分を卑下するなって｣




そう言って縁下は優しい笑みを浮かべた。





縁下｢お前がいいんだよ。お前じゃなかったら惚れてない。｣





縁下はのこの発言はいつもなら考えられない。






でも。






この目は本気の目だ。







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縁下のキャラが絶対おかしい(^ω^;);););)


けどそこはスルーの方向でお願いします。

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