#124 ページ39
Aside
次々と出てくるアリを倒し、森を走った
すると、森を抜けた途端カイトさんが止まった
カイトさんが止まるのと同時に恐怖感に襲われた
『カイトさん！！』
カイト「逃げろ！！！」
状況をいち早く理解した私
しかしゴンとキルアお兄ちゃんは驚きで呆然としていた
『お兄ちゃん！ゴン！行くよ！！！』
そう2人に声をかけても、返事はなかった
カイト「離れろ！！！」
カイトさんの叫び声とともに、腕が吹っ飛んだ
カイトさんの……
腕が……
それを見たゴンは怒りに燃えて、状況など理解してなかった
もうダメだ
そう思った私は、ゴンをぶん殴りキルアお兄ちゃんとゴンを担いで走った
これで正解なのだろうか
カイトさんを置いていって大丈夫なのか
様々な感情が私を襲った
キルア「……ハッ！A！！」
『お兄ちゃん！走れる？』
キルアお兄ちゃんを下ろして、ゴンを手渡した
『早く行かなきゃ。危ない。死ぬ。』
キルアお兄ちゃんと2人で森を駆け抜けて、
NGLを出た
キルア「ごめん……ごめんな。本当に……」
『私に謝らないで。』
謝らなければいけないのは、カイトさんへ
NGLを出ると、胸がざわざわし始めた
パクとウボォーが死ぬ前と同じく
『ああああぁぁぁぁ！！！』
私は選択を間違えたことに失望感絶望感が現れ
耐えられなくなった
地面に膝を打ち付け、座り込んだ
キルア「A！？おい！」
『まただ……間違えちゃった……もう……だめだ……』
自分を抑えきれなくなった
どうしたらいいのか分からず、体は震えだした
すると、私の体は包み込まれ暖かくなった
？「体が震えてますよ。落ち着いてください」
『？誰…ですか……？』
ノヴ「ノヴといいます。落ち着きました？」
『へ……？……あ！！すいません』
ノヴさんは、私を落ち着かせようと抱きしめ安心させてくれた
「ったく。ガキは」
鼻が潰れているおじさんが喋った
ノヴ「まあまあ」
ネテロ「ゴンはどうしたんじゃ？」
あ、ネテロさん
『私が殴った。それしかなかった』
いや、選択は他にもあったのだろう
また絶望感に襲われ、俯いた
ネテロ「正しい判断だ。ご苦労じゃった」
ネテロさんはそういい、私の頭を撫でた
カイトさん……
もう一度、もう一度撫でてほしい
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 86人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぱちな - ゴンはどうでしょう！？ (2020年5月15日 18時) (
レス) id: f5f3b14c3d (このIDを非表示/違反報告)
メイク - オチは、フェイがいいです！！それか、どちらのパターンも書いてほしいです！(できれば) (2020年2月4日 16時) (レス) id: f5812a899d (このIDを非表示/違反報告)
お茶(プロフ) - ゆうみさん» コメントありがとうございます！あなたは天才でしょうか.....！！！両方書くのいいですね！意見ありがとうございます！ (2019年7月15日 16時) (レス) id: c65c9ed44d (このIDを非表示/違反報告)
お茶(プロフ) - ワタナベユイネさん» コメントありがとうございます！フェイですね！意見ありがとうございます！ (2019年7月15日 16時) (レス) id: c65c9ed44d (このIDを非表示/違反報告)
お茶(プロフ) - やさん» コメントありがとうございます！フェイの独占欲強めですよね！意見ありがとうございます！ (2019年7月15日 16時) (レス) id: c65c9ed44d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：お茶 | 作成日時：2019年7月6日 22時
