ゾ ル 家 の 末 っ 子 ち ゃ ん 3

#116 ページ30

Aside





『お兄ちゃん』




カルト「……」





『ちょっとそれは無理っぽい！！』




カルトお兄ちゃんのお願いでも
それだけはな……





カルト「だめ？」




『私まだお外で遊んでたいな』




カルト「そっか」




『ごめんね、？』





カルト「ううん、大丈夫。でもたまには会いに来てよ」




『うん！もちろん！』





カルトお兄ちゃんを出口まで送って
バイバイした







『さて、どーするか』



とりあえずキルアお兄ちゃんに
電話をかけた




ﾌﾟﾙﾌﾟﾙﾌﾟﾙﾌﾟﾙ




ｶﾞﾁｬ




『もしもし』




キルア「A？」



『うん！今からそっちに戻るね！』



キルア「いや、戻ってこなくていい」




『え』




怒ってる？


いや、嫌われた？




キルア「あ、お前が邪魔とかじゃなくてな」



『え、あ、うん』




キルア「今ちょっと色々危ねぇから」




『私が倒そうか？』



キルア「いや大丈夫←」




『え〜暇だっちゃ』




キルア「とりあえず戻ってくるな、分かったか？」




『んー』





キルア「あ、でもそっちにも被害が……いやでも」




キルアお兄ちゃんがボソボソと何か言っている




『お兄ちゃーん』



キルア「？あ、あぁ。何かあるといけねえからヒソカといろ」



しょうがないしょうがないとキルアお兄ちゃんが
唱えた




『ヒソカ？ヒソカの居場所知らないから旅団でもいいかな？』




キルア「とりあえず安全な場所にいろ」




いいってことだね




『分かった。キルアお兄ちゃん気をつけてね』




ｶﾞﾁｬ




電話を切って、今度はフェイにかけた





ﾌﾟﾙﾌﾟﾙﾌﾟ

ｶﾞﾁｬ



『早。』



フェイ「Aどしたね」



『フェイ達に会いたいんだけど、今どこ？』


私がフェイに聞くと、電話の向こうがガヤガヤし始めた



フェイ「あ、ちょ、」
シャル「A！！」



『あーシャル。フェイに変わって？』



きっとフェイは携帯を奪われて、怒ってるからね



シャル「えー別にいいじゃん」



『シャル？』



シャル「あ！！」
フェイ「くたばれ」



フェイ「A迎えにいくよ」



『あ、ほんと？ありがとう！』



フェイ「近くの街なに？」



『アイ……ア？恋愛都市アイアイって書いてある』



フェイ「あー分かったね今行く」



ｶﾞﾁｬ




ホテルから出て、近くの街アイアイに向かった

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