ゾ ル 家 の 末 っ 子 ち ゃ ん 3

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Aside





翌朝。部屋のドアをドンドンと叩く音で目覚めた




『んー……うるさい……』



ドンドンドンドンドン




ウイング「A！！朝！！時間！！」



『ウイング……？……え』



飛び起きて、スマホの画面を見ると集合時間10分前




『やっっっばい！！！！！』



とりあえず、部屋のドアを開けてウイングを中に入れた



ｶﾞﾁｬ



ウイング「遅い！時間やばいよ！！」



『ごめんごめんごめん今着替えるからあああ！』




昨日の夜に準備しておいた服を雑にとり
トイレに入った



ウイング「A早く！！」



『待って！今トイレして着替えるからああ！』






『……よし！行こう！』



スマホの画面を見ると、もう集合時間2分前




ウイング「間に合うかな……走ろ」



『え、これ間に合う？間に合わなくね？』





仕方ない。あれを使うしか





『ウイング私に抱きついて！』



ウイング「！？なんで！」



『いいから！』



無理やり抱きつかせて、瞬きをした




パチパチ





『よっと……』




ウイング「！……瞬間……移動？」




『間に合ったね！』



ネテロ「お、2人仲良く来よったのう」


『へへ！』




ビーンズ「全員揃いましたね！行きましょう！」




『ウイング！行こ！』




ウイングの手を取り、ビーンズについていった




あ、あのステーキ定食屋




『懐かしいな……』



ウイング「？なんで？」



『去年受けたの！』



店員「へい、らっしゃい！注文は？」




ビーンズ「ステーキ定食のステーキ抜きで！」



なにそれ



ただの定食やん




店員「！ハンター協会さんだね！奥へどうぞ！」




どうやらハンター試験試験官専用の暗号らしい






奥へ進み、エレベーターに乗る




ｳｲｰﾝ




『緊張するな……』



サトツ「Aさんなら大丈夫ですよ。一次試験で減らせるようスピード速くしますね」



サトツさんはそういって私にニコッと笑った



『ふふ、サトツさん優しい！』



ビーンズ「着きました！私はここで番号プレートを渡す役割をします！」



『ビーンズ頑張れ！』



サトツ「では、私もこちらでお別れです」



『サトツさんも頑張ってね！』



ビーンズ、サトツさんと別れてウイングと2人で階段を上った




ウイング「時間ないから走ろうか」



タッタッタッと階段をかけ上り、光が見えてきた

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