ゾ ル 家 の 末 っ 子 ち ゃ ん

#40 ページ48

Aside





キルアお兄ちゃん対イル兄




これは確実にイル兄が勝つ。



イル兄は、強い。強すぎる。




ゾルディック家にいた時、修行で
イル兄と鬼ごっこを10回ぐらいしたことあるけど
3回しか逃げきれなかった



くそぅ←






試合開始と共にイル兄が針を抜き始めた



『うわぁ、きっしょ……うえ、うわぁ…←』




クラピカ「A大丈夫か？笑少し気味が悪いな」




イケメンだな、クラピカ


『うん…笑少しっていうかすごい気味が悪い』




気味が悪いと言うとイル兄がチラッとこちらを
見てきた気がした





黙ろ。イル兄怒ると怖いかんね





イル兄が元の姿に戻るとキルアお兄ちゃんは
怯えだした





なんで？仲良かったじゃん
私がいない間に何があったんだろ





イルミ「キル。分かっているよな？Aは、連れ戻す」




キルア「！！！」
『え……？』




なんで？イル兄裏切ってないんじゃないの？連れ戻すってどういうこと？イル兄……






裏切ったのね。







キルア「ダメだ！！Aは俺と過ごす。ゾルディック家には帰らない」




イルミ「お前にAは守れない。父さんたちが待ってるから早く連れ戻す。邪魔をするなキル。」




キルア「嫌だ！！Aとは離れない！もう離れないと決めてんだ！Aと…ゴンと色んな旅をするんだ」




イルミ「ゴン？友達かい？殺し屋に友達なんかいらない。」





は？イル兄なにいってんの


友達いらない人間なんていない。




キルア「！！ダメなものはダメだ…」



キルアお兄ちゃんは怯えながら必死に訴えた



イルミ「キル。何回も言わせるな、Aは連れ戻す。まだダメだと言うなら……ゴンを殺そう」




！！！！
殺す？意味わかんない

キルアお兄ちゃんの友達なのに！！



それは絶対に許さない


ゴンを殺すなら私が死ぬ




イル兄がゴンのところへと歩き始める




『イ、イル兄！！やめて！！』




イルミ「A。お前は静かに俺と家へ戻るんだ。余計なことしたらキルアも殺すよ」




なんでそんな殺す殺すって！！



殺気がブワッと建物を囲んだ



そう、あの時みたいに





キルア「まいった」



『お兄ちゃん……！！』




キルアお兄ちゃんが負けを宣言してしまった




その後、キルアお兄ちゃんは
ボドロさんを殺して、会場を出た





私はキルアお兄ちゃんを追った

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