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阿部「翔太、今日エントランスで倒れてたんだ、
びしょ濡れで」
照「さっき聞いた、何があったの？」
阿部「分かんなくて、何も。
倒れてから寝ちゃって
それからまだ話せてないんだよね」
照「そっかぁ…まぁ心配だよね、
体調もだし、心も」
阿部「治療嫌になっちゃったとかならさ
言ってくれると思ってたんだ…
勝手に出て行くとかじゃなくて、反抗するでも良いからさ俺とか照とか他に誰だって良いよ？
相談してくれるって思ってたんだけど…
ひとりで抱えていたりしたのかな…？」
照「聞いてみなきゃ分かんないけどさ、
俺もなんにも気づけてなかったのかな…
とりあえず起きたら話に行こう？一緒に行く？」
二人の会話の中でも少し暗くなっていたそんな時
阿部に呼び出しのコールが鳴る
阿部「翔太、熱出ちゃったって」
と慌てて医局を後にする
照も阿部について行こうとしたが
別の呼び出しコールがなり
そちらの病室へと急ぐ…
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作者名：まめり | 作成日時：2023年10月26日 15時
