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翔太「それ、貸して」
康二「はいよっ」
ポンと翔太の手に渡す
翔太は嬉しそうにルーズリーフを開くと
ニコリと笑う
手紙には“いつでもLINEして”と一言と
LINEIDが書かれていた
康二「どしたん?
それ、もしかしてラブレターちゃうの?」
なんて嬉しそうな翔太を見てニヤニヤする康二
翔太「はぁ?そんなんじゃないし、
友達からだからっ」
少しムッする翔太
康二「そっかそっか、
友達出来たん?よかったなぁ」
翔太「うん」
素直にニコリと笑う
康二「何書いてあるん?」
と覗こうとする
翔太「別にっ」
さらっと答えルーズリーフをまた四つ折りにする
康二「ふーん、また今度学校でのお話聞かせてな?
今日はもうちょい寝ときぃ」
翔太「別にそんな話すこと無いけど(笑)」
康二「もぉそれなりにあったやろぉ?
あ、酸素マスク、すぐ外しちゃうんやからぁ
お鼻のにしとく?」
翔太「んー」
酸素カニューレを付けられまたベッドに横になる
そして学校で友達ができたことに
少しワクワクしながら眠りについた
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作者名:まめり | 作成日時:2023年10月26日 15時