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「けほっけほ、ン゙ッ、けほッ」
深澤「あらら、嫌な咳出てきちゃったね」
昼食の片付けに来たふっかの前で
抑えていた咳が出てしまう
翔太「ケホっ、違うッ、
ちょっとむせただけ…けほっ」
なんで自分の不調を隠したくなっちゃうんだろう
ただ認めたくないだけなのかな
自分でもなんで隠そうとしてるのか分かんないけど
毎回1回は体調悪いのを否定してしまう
謎のプライド？
深澤「後でモクモクしとこっか？」
パチっと目線をふっかに向けて
少し口を尖らせつつ何も言わない翔太
口を開けば
翔太「てか、いつまでモクモクとか言ってんの？
ネブライザーでしょ？」
たまに出る小児科用語にまたイラッとしている翔太
深澤「はいはい、ですねっ」
翔太が季節の変わり目に弱くて
体も心も少し不安定になってしまうのに
慣れているふっかは軽く受け流す
そんなふっかをやっぱりムスッと
睨みつけ続けている翔太
そんな翔太に少し困ったような笑顔を向けて
深澤は昼食のおぼんを持って部屋を出ていった
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作者名：まめり | 作成日時：2023年10月26日 15時
