Gelato_2 (ページ30)

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岩本「ひとつめ終わるね、2個目のお薬ね
これ腕が少し痛くなったりするかも、
腕というか血管なんだけど
変な感じしたらすぐ言って？」

翔太「うん、なんか見た目怖い…」

光に当てたらいけないので、
赤色のようなセロファンに包まれた点滴
そのフォルムに少し身構えてしまう

ふたつめの薬を入れ始める

数分後翔太の部屋からナースコール

深澤がすぐに来てくれた

深澤「痛くなっちゃった？」

翔太「なんか、ビリビリする」

深澤「あらら、結構痛い？」

翔太「うーん、なんかだんだん
ジワジワ来る感じ」

腕の気持ち悪さにか顔を少し歪ませる

深澤「そっかそっか
あったかいタオルで温めようか
少し楽になると思うよ」

腕に温められたタオルをあててくれる

翔太「ホントだ、だいぶ楽」

1回目の投与は思ったよりも
すんなりと終わった

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