Gelato_2 (ページ24)

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岩本「ふっか？大丈夫？行こうか」

眠る翔太を見つめるふっかに優しく声をかける

深澤「おう」

ナースステーションまでの帰り道
照とふっかが並んで歩く

岩本「今、翔太熱もずっと引かなくて
ちょっと気持ち的にも辛かったんだね。」

深澤「うん、」

岩本「それであんだけ
刺し変え失敗されちゃったら、そりゃ怒るよ。

ふっかはいつも全力でサポート
出来てると思うよ？」

深澤「まだまだだよ」

岩本「ふっか？
そんな思い詰めんなよ？」

深澤「うーん…
てか照、俺のことまで心配してくれてありがと」

岩本「え？
そんな真っ直ぐ言われると照れるんだけど(笑)」

〜翌日〜

向井「しょっぴーかわいそやったなぁ
うわーここなぁ
ごめんなぁよしよししとこ」

腕を見るなりうるうると涙目の康二

白い肌に紫っぽくなったアザが痛々しい

そんなこーじを見てふっと笑い

翔太「なんでこーじが謝んの？」

向井「だってしないでも良い
痛い思いさせてもーて、俺も辛いもん」

いつもよりも皆が少し甘々モードになっていて
小っ恥ずかしいけどイライラが少しだけ和らいだ

それから数日して熱も下り、
酸素も点滴も取れると少し気持ちが晴れたのか

病室からはふっかと翔太の話し声と
笑い声が聞こえてきた

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