Gelato_2 (ページ23)

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照が優しく腕を布団の中に戻すと、
また肩を震わせ涙を流す翔太

翔太「…なんで？
…熱も下がんないし頭痛いし、

点滴に繋がれてて…
それに…練習台みたいに針刺されて
痛いし、……怖かった

…なんで？…
ふっか来てくれなかったの…」

深澤「翔太…ごめんね、
他の子終わったらゆっくり
翔太の所にいられるかなって
思ってそっち先に行っちゃって

翔太の事、新人の子に
任せたつもりは無かったんだけど
俺の指示が上手く伝わってなかったのかな…

ダメだ本当にごめん、全部言い訳だよね…
辛いのに、もっと辛くしちゃったね」

翔太はふっかを真っ直ぐ見つめて
少しだけ首を横にふった

翔太「…わがまま言って…ごめん」

ふっと目を瞑る翔太
疲れてしまったのか落ち着いたのか眠りに落ちる

そんな翔太を見つめて切ない顔を見せるふっか

深澤「全然、…わがままなんかじゃないよ…」

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