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■ ページ22
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岩本「翔太、大丈夫、もう大丈夫だから」
まだ錯乱しているのか首を横に振り続けている
翔太「…だ……イヤ…だ…もう…ヤメテ……ッん」
首を振りながらも胸が苦しいのか
強くパジャマを握りしめもがく
走って入ってきたふっか
荒れている状況に少しビックリする
深澤「翔太!ごめんね
落ち着こう、大丈夫、大丈夫だよ」
岩本「発作も出ちゃってるから
ふっかちょっと抑えてて、
翔太？痛いの取るお薬だけ入れさせてね」
ふっかに抑えられはじめ少し抵抗したものの苦しいのか、くたっと力が抜けた
照が処置する
だんだん落ち着いてきたが
顔を横に向け静かに涙を流す翔太
枕に涙が染み込む
ふっかが、かがみ翔太と目線を合わせる
深澤「翔太ごめんね、辛かったね。」
ふっかを見つめるも口をムッと結び何も反応しない
照が優しく翔太の右腕をとる
岩本「これは酷いね」
白くて細い腕には点滴を失敗されたであろう箇所に
何個も痛々しいアザが出来ていた
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作者名：まめり | 作成日時：2023年7月15日 13時
